みやはらと申します。

ロスト・イン・トランスレーション

マックスファクターの博物館で楽しんだあとは、ハリウッドの
街を観光。かの有名な「壁画」の前で記念撮影をしていた。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Screen/2456/hw.html
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この中の「壁画」ね。

そしたら黒人の方が近寄ってきて、「ナントカ、カントカ、
エイチ・アイ・ビー ファンデーション ペラペラ」と話しかけてきた。
手には、1ドル札を広げて見せながら。
「はぁ? HIB ファンデーション?」
なんだ、それ?
マックスファクター帰りの僕は、てっきり化粧品の押し売りかと
思って、「ノー コスメチック。 ノー、 コスメチック」と言って
やったら、今度は向こうが「????」となってしまいましたよ。

それからは、お互い「what?」の連発。しかし、しつこいねぇ。
このアフリカン・アメリカン。
こっちは、何度も「ノー コスメチック」と言ってるのにしつこく
「HIB ファンデーション」がどうのこうのと言ってきますですよ。

最後は、「お前、ほんとに英語がわかんないのか? 英語も
喋れなくてアメリカに来るなよ!」と捨てゼリフを残して去って
いきました。

まったく、あの野郎。日本人を相手にするときは、日本人に
わかるように発音しろよ。あいつもつくづく痛感しただろうね。
「日本人はなんで『B』と『V』の区別がつかないのかしら?
しかもなんで『ファンデーション』で『コスメチック』って
ことになってしまうのかしら?」。

日本人はなぁ、ファンデーションと言ったら、「基金」よりも
「下地」なんだよ。(ってな解釈するの俺だけ?)