KURAU 1st Reaction (06/24)

携帯＠です。

# 誰だか、バレバレですが。^^;;;;

このたび始まりました、
Phantom Memory KURAU　1st Reaction『広い世界へ…』について雑感など。

　実は本作品が始まるということすら全く知らず、偶々恋風の枠に録画されていたのを偶
々何となく観ていて気づきました（爆）。
　ＳＦな作品でありながら、凄い萌え作品のような気がしたので記事を書いてみました。

# Ａパートクラウに萌え死にました……^^;;;;

■誕生日の約束

天箕博士「母親を早くになくしたからといって、甘やかしすぎたかな」

　西暦2100年、月。次世代エネルギーの研究をしている天箕ハジメ博士は、12歳となるク
ラウと誕生日に遊ぶ約束を忘れてしまい、クラウを怒らせてしまう。
　しかし、代わりにクラウが好きな実験の見学とその後の食事などを約束されるとクラウ
は嬉しそうな表情を見せるのだった。
　そんなクラウの様子を見て、母親を早くに亡くしたからと言って甘やかしすぎたかと感
じる天箕博士だったが…。

# 第１話冒頭は通常のＯＰでは無く、導入部。最初の部分はここだけ観ていると意味不明
# ですが、ビル群の上にいる10年後のクラウで、これは後半になって再度登場。

# まずは、良くある仕事で娘との約束を忘れていた父親とのほのぼのとした父娘の光景。
# むくれた後で新たな約束を取り付け、嬉しそうな笑顔を見せるクラウ萌え。これだけで
# つかみはＯＫです。

# 新聞が一枚の紙みたいな液晶のようなものとなっていて、その画面が切り替わるという
# 描写になっています。こういう未来話で日常生活を細かく描いているのは好感が持てま
# す。ところで、自分が見ていない側の新聞の画面を切り替えてもあまり意味が無いよう
# な。


■リナクス出現

リナクス「私はリナクス。これが足、これが手。これが声。これが言葉。ああ…。広い世
　　　　界」

　12歳の誕生日当日。昼食に特製サンドイッチを作り、エアカーで天箕博士と実験の見学
に出かけたクラウ。
　天箕博士達の実験は原子同士の衝突実験であったが、異常な反応が発生したため実験は
急遽中止される。しかし、その直後に反応室から二つの光球が出現し、その一つが見学中
のクラウを直撃、クラウは分解され消滅してしまう。
　天箕博士が驚き近寄ると、光が再び集まり光り輝くクラウが出現する。
　クラウは窓をすり抜けもう一つの光球を手にし、再び戻って来る。
　駆け寄り、怪我が無いか心配する博士にクラウは「私はリナクス」と名乗ったが、天箕
ハジメの名とクラウのことも知っていた。

　クラウと二人きりとなった天箕博士。クラウが自分を呼んだのだと言うリナクスはしか
し何故呼んだのかは判らないと言い、クラウはここにあると言う。そして娘を返してくれ
と願う天箕博士には、自分の対である存在がクラウの体の中で眠っており、その対が弱っ
ていて休息が必要なのだと告げる。
　対と一緒ならリナクスがクラウの体から出て行くと聞かされた天箕博士は、リナクスが
体から出て行く方法を探すと言い、協力を求め、リナクスはそれを受ける。
　どこも痛くないかと聞かれ、平気だよというリナクスの明るい反応。天箕博士は、それ
が自分の娘、クラウでは無いと信じることが出来なかった。

# 夢の中でクラウの母親登場。泣いているクラウの頬を叩いて何かを語りかけている光景
# ですが、何を話していたのかな？

# 月面に作られた未来都市。雲が出て、雨まで降るのか。エアカーまで走り、人類が一度
# はあきらめた未来の光景らしい。

# 実験の見学自体はどうでも良く、父親と一緒に居られるのが良いというクラウ。まだま
# だ父親にべったりの娘という感じで、何となくまだ一緒にお風呂に入っていたりしそう
# です。何というか、娘属性で萌えるヒロインというのも良いもんです。

# 博士達の実験内容は作品中では良く判りませんでしたが（電子ビームの照射としか判ら
# ないですね）、公式サイトによれば原子の衝突実験ということなのだそうです。クラウ
# は消滅というよりも原子に分解されたという表現が適切なようで。

# さて、今回の見所シーンの一つ、クラウの裸です（違）。コマ送りして視聴してみまし
# たが、見事なまでに洗濯板です（爆）。12歳ならもう少し成長していてもという気がし
# ますが、やはり日本人の血統は百年たっても成長が遅いのでしょうか。

# さて、クラウの体を乗っ取る形となったリナクス。綴りはRynaxということらしいです
# が、その正体は…公式ページでは既にネタバレしてますな。

# リナクスが生きて行くために必要な「対」。作中でもクラウの身体を乗っ取った後で真
# っ先に回収していますが、詳細は不明です。

# クラウの知識を残しつつも全く別人の反応を見せるリナクス。この冷静な反応とその後
# で見せるクラウの「うん、平気だよ」の明るい反応のギャップが凄いです。川澄綾子の
# 演技が見事にはまってます。


■混乱する博士

リナクス「分かった。大事にする。怪我はしない」

　超人的な運動能力を見せるリナクスとの出会いを奇跡と評する研究員達。
　だが、クラウの情報を持っており、いつの間にか自分のことを「お父さん」と呼ぶリナ
クスのことを天箕博士は自分の娘、クラウなのかどうか判らず、混乱していた。
　そんなある日、猫を追いかけて高いところに上ってしまったリナクス。
　天箕博士はそんな高い所に上がったら駄目だと怒鳴ってしまう。
　地面に落下してしまったリナクス。
　大事な娘の身体なんだ。無茶をしないでくれと願う天箕博士に、リナクスは怪我はしな
いと約束するのだった。

# 冷静で何でも知っているようでいて、皿洗い機に興味津々だったり、猫を追いかけて高
# いところに上ってしまったりと、意外と子供っぽいリナクスも良い感じです。クラウの
# 地が出ているだけかもしれないけど。


■嬉しいのに泣くのか

クラウ「そうか、そうか。うれしい。お父さんがうれしいと、私もうれしい」
天箕博士「おまえは、私の娘だ」
クラウ「うん、お父さん」

　リナクスが身体の中に入ってからのクラウはあまり変わっていないという家政婦のエラ。
だが、天箕博士は妻に続いて娘まで失ってしまったと悲しんでいた。

　雨の降った翌朝。何気なく頬を叩いたリナクス。
　その時、彼女の脳裏にクラウの記憶が蘇り、これが何かとリナクスは訝しむ。
　しかしその様子を見ていた天箕博士は、リナクスはやはりクラウなのだと知り、彼女の
身体を抱きしめて、おまえは私の娘だと言うのだった。

# リナクスの中に娘のクラウが居ることを認められない葛藤、そしてリナクスが見せた頬
# を叩くという何気ない動作。冒頭で博士から新たな約束を取り付けた時にも頬を叩いて
# いたので、ククラウの癖ですが、それを見てリナクス＝クラウだと認めるまでのシーン
# はなかなか感動的でした。「嬉しいのに、泣くのか」のシーンは、今回のラストにつな
# がってますね。


■エージェント・クラウ

クラウ「マイク。それは違うよ。私はいつも、絶対に怪我しない。絶対に死なないって決
　　　　めてるの」

　10年後の地球。成長したリナクス＝クラウは、金と引き替えに何でもやる「エージェン
ト」の仕事をしていた。
　スーパーでも買い物中に呼び出されたクラウの今回の仕事は、ポッド業界の大手、シス
テムスクエア社の機密データを盗み出した男から、データチップを奪還すること。
　事情もろくに聞かずに出かけようとしたクラウは、気をつけるように言われても簡単よ
と余裕の表情。

　相変わらずの様子と語りかけて来た相棒のマイクに、夢中で働いていれば、嫌なことも
忘れられるというクラウ。
　ターゲットの居る居住区に侵入したクラウ。外で待機するマイクから、危険な仕事をど
んどん受けていると言われ、仕事は退屈なのより楽しい方が良いというクラウだが、命知
らずと噂されていると聞くと何故か絶対に怪我しない、絶対に死なないと反駁するのだっ
た。

# リナクスに身体を乗っ取られてしまったクラウと、天箕博士の感動萌え萌えストーリー
# を期待したのに、いきなり10年後ですか！　…と、Ａパートラストで思わず固まってし
# まったのは私だけ？

# 娘がエージェントをやっていると知ったら心配するんじゃないかと聞かれ、別にと言う
# クラウ。天箕博士は本当に心配していないのかなぁ。

# 絶対に怪我しないと決めているというクラウ。天箕博士との約束を律儀に守って居るん
# ですね。絶対に死なないのはともかく、怪我しないというのはエージェントとしてもの
# すごい自信ですね。後のシーンを見ると無理も無いけど。


■不法侵入選手権第１位

クラウ「さぁ。魔法でも使ってるんじゃないかな」

　ターゲットの留守に、住居に侵入するよう指示されたクラウ。
　リナクスとしての能力を用い、身体を分解しドアをすり抜け、瞬時に部屋の中を探索、
データチップが隠された仮面を探り出す。
　忘れた財布を取りに戻って来たターゲットと出くわし、たちまち気絶させたクラウは、
後で外から襲撃して来た別のエージェントの乗るマシンに飛び乗り、手にしていたブレー
ドとリナクスの能力を用いて、マシンを破壊してしまう。
　後始末をマイクに任せ、チップを回収したクラウ。
　そんな彼女のことをサングラスの男が見守っていた。

# 仕事として超人的な能力をフル活用していたクラウ。でも、力を使っていることは秘密
# にしているらしい。もっとも、あの戦闘マシン（これが、ポッドなんですかね？）との
# 戦闘シーン、どう見ても人間技じゃないけど。


■対との再会

クリスマス「ごめなさい。時間がかかったの」
クラウ「会いたかった」

　仕事を終えた後、寝間着姿でビルの上で私は対を失ったままこの世界で一人きりだと独
白するクラウは、光となり空中を彷徨う。
　一人で住む部屋で帰って来たクラウが寝ていると、彼女の身体の中からもう一人の少女
が現れる。
　「ごめんなさい、時間がかかったの」
　それは、クラウのもう一人の「対」。
　クラウは、会いたかったと涙を流すのだった。

# リナクスの力を使い、空中を浮かんでいるクラウ。空中を車が走る時代だと言うのに、
# 見られても良いのか。^^;;;;

# 地上から見た月面から都市が見えている辺り、描写細かいです。

# 一人きりで住んでいるのに、一人で「ただいま」「お帰り」と言っているクラウが何と
# も。部屋にはきちんと両親と自分の赤ちゃんの頃の写真、猫と自分の小さい頃の写真が
# 飾られていて、家族の絆は途絶えていない様子です。

# Ａパート最後で買い物していましたが、冷蔵庫の中身を見る限り料理の能力はあまり無
# さそう……。

# なんと第１話ラストにして早くも「対」の存在が出現ですか。名前はこの時点ではあり
# ませんが、ＥＤで出ていますので。^^;;;

# もちろんこちらも裸です（爆）。噂では12歳の姿らしいので、こちらも超期待。


■次回予告

クラウ「ご飯食べたらどうする？　街に出てみる？　そうだ。服も買わなきゃね。あなた
　　　に似合う奴を。そうだ。あなたの名前を考えなきゃ」

　2nd Reaction「なにか、いい言葉」

　今後記事を書くかどうかは、萌え度次第。^^;;;
　では、また。

-- 
携帯＠ mailto:keitai@fa2.so-net.ne.jp