Re: 場の量子論と存在確率
"柳楽盛男" <nagira@d5.dion.ne.jp> wrote in message
news:408F7B85.2080700@d5.dion.ne.jp...
> 1つ前の投稿についてはよく考えてみます。
>
> ディラックの量子力学は読んでおりません。時間依存性が状態ベクトルにおしこ
> めるか、オブザーバブルにおしこめるかの違いであって、あるときは粒子に見
> え、あるときには波動にみえるという物理は同じなのだと認識しております。ハ
> イゼンベルグの行列力学では電子の干渉は説明できないのでしょうか?
>
> 柳楽@生物系
>
それは、状態ベクトルの重ね合わせの原理と、確率振幅がそのノルムで与えられる
ということ
が含まれていれば「干渉」という効果は出現しますよ。
1電子の状態がたとえば|α>+|β>という重ね合わせならそのノルムは<α|
α>+<β|β>
ではなく、干渉項<α|β>+<β|α>が現われるということで、これをもって
「波」であるという
なら、波と言ってもいいですが。。。。。。(一応、規格化は無視しています。)
TOSHI
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