Shinji KONOさんの<3989763news.pl@insigna.ie.u-ryukyu.ac.jp>から
>河野真治 @ 琉球大学情報工学です。
>
>In article <c898dc$qkc$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>, Yoshitaka Ikeda 
><ikeda@4bn.ne.jp> writes
>> 相対運動では記述できない理由が書かれていないので、
>> 絶対運動を導入する必然性がありません。
>
>ふーん、相対論以前のニュートン力学では、電磁気学が光速度一定
>を要求するので、絶対運動を導入する必然性があります。必然性
>があったらどうする?

いや、絶対運動を導入しないと得られない結果が出るんだったら絶対運動を導
入するかもしれません。ただし、理論の修正によって導入をせずにすむんだっ
たら、どちらが正しいかは考える必要があると思いますが。
この場合相対論の導入によって絶対運動の導入の必要性がなくなったんじゃな
いですか?

ここでは、話を単純にするためにニュートン力学の世界で話をしていますが、
これはいわゆる相対論的運動論の低速における近似がニュートン力学であると
いう理解の上で話をしています。

>実際、当時、その絶対速度を測定する方法(光行差が簡単) がいろ
>いろ開発されて、それでも、なんか検出できなくって、フレネルの
>随伴係数っていうエーテルの引きずりってので一次のオーダーまで
>は一致したわけです。
>
>もし、相対性理論がなかったら、あの異常に複雑な電磁気理論を今
>でもいじっていたかも知れない。もっとも、相対論だから、めっち
>ゃ簡単になるってわけでもないんだけど... ただ、一番計算が簡単
>になる座標系を選んで計算して良いってのは素晴しい。これは、な
>んと、大学受験にも応用できる! 相対論万歳! 

まあ、もちろんその世界の可能性はあるかもしれません。
天動説でも修正すれば別に天文計算は不可能じゃないのと同じだとは思います
が。
#もっとも、アインシュタインがいなくても相対性理論は遅かれ早かれ出現し
ていたとは思うけども。

>> #そもそも、あなたの「時空数学原理」は間違ってます。
>
>このあたりの決めつけって彼らの「相対性理論は間違ってます」と
>おんなじだと僕は感じます。

うーん、まあそうなのかもしれませんが、これくらい書かないと
なんかまともに反応が帰ってこないような気が...


-- 
Yoshitaka Ikeda mailto:ikeda@4bn.ne.jp