Re: PHS同士の通信
In article <YAS.04May3195737@kirk.is.tsukuba.ac.jp> yas@is.tsukuba.ac.jp (Yasushi Shinjo) writes:
>PHS はデータ通信に使っていますが、PIAFSプロトコルは喋ったこ
>とがありません。PIAFS は、有線の ISDN とだいたい同じ(ちょっ
>とやれば、相互接続できる)で、32K でもいいというようなもので
>したっけ。
PIAFS 自体は、使う上ではモデムのプロトコルと大差無いレベルの物です。
その上で AT コマンドで交換・接続の制御等をやるのが普通で、更にその
上で IP 喋る事も可能です。
私は以前、任地先のPCから PHSで家の PIAFS対応 ISDN ルータに繋いで使
ってた事が有ります。殆どが telnet だったんで、IP喋る意味無かったが。
# PIAFS 経由で WWWなんかやると遅くってねえ
尚、PIAFS も最近は 64K対応や 64K-32K動的切替も出来る様です。
>In article <H0blc.260$Cq5.36@news1.dion.ne.jp>
> "hayakawa" <kintoki@k3.dion.ne.jp> writes:
>> FreeBSDを使用してダイアルアップでPHS携帯を接続した2台のPCを通信
>> させるにはどの様な方法があるでしょうか?
>一番楽そうなのは、両方とも普通に IP/PPP で接続して、TCP/IP
>を使うことです。もともと TCP/IP は、通信媒体の違いを吸収する
>ような働きはあります。PIAFS よりは、プログラミングは楽なはず
>です。資料も多いし。
片方を常時待機状態に出来れば、これが一番簡単です。PIAFS を直接使う
ってのは難しくて、多分ユーザレベルでは殆ど不可能でしょう。PIAFS 対
応の通信アダプタやルータを AT コマンドで制御すると、有線のモデムで
やるのと殆ど変りません。
>のデバイス・ドライバの働きで。そうなると、どうやって生の
>PIAFS を叩くかという問題が発生するかと思います。それよりは、
>「IP/PPP/ATモデム」でつないで、その上で TCP でつないだ方が楽
>だと思います。
ATコマンドで制御する他の手立ては、通常は無いと思います。又、最近は
PPP で繋いでその上で TCPってのが楽ですが、多少元気が有れば、モデム
でやってた様に、接続後自分でデータ通信するのもそう大変じゃないと思
います。資料や参考図書は古いの漁らないといけないけど。
--
椎野正元 (しいの まさよし)
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735