Path: ccsf.homeunix.org!ccsf.homeunix.org!news1.wakwak.com!nf1.xephion.ne.jp!onion.ish.org!news.daionet.gr.jp!news.yamada.gr.jp!newsfeed.media.kyoto-u.ac.jp!newsfeed.mesh.ad.jp!news-gw1.ocn.ad.jp!news-gw2.ocn.ad.jp!news-est.ocn.ad.jp!not-for-mail From: Sin'ya Newsgroups: fj.soc.politics,japan.jiji Subject: Re: =?ISO-2022-JP?B?GyRCRnxLXD9NIzM/TSQsP008QRsoQg==?= Date: Sat, 17 Apr 2004 23:11:08 +0900 Organization: OCN Lines: 44 Message-ID: References: <40756bac$0$23540$44c9b20d@news3.asahi-net.or.jp> <407620a9$0$19847$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp> NNTP-Posting-Host: p9121-adsau12honb4-acca.tokyo.ocn.ne.jp Mime-Version: 1.0 (generated by SEMI 1.14.3 - "Ushinoya") Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP X-Trace: newsnn-itk01p.noc-otehonkan.ocn.ad.jp 1082211070 22227 220.97.146.121 (17 Apr 2004 14:11:10 GMT) X-Complaints-To: usenet@ocn.ad.jp NNTP-Posting-Date: Sat, 17 Apr 2004 14:11:10 +0000 (UTC) User-Agent: T-gnus/6.15.6 (based on Oort Gnus v0.06) (revision 01) SEMI/1.14.3 (Ushinoya) FLIM/1.14.3 (=?ISO-8859-4?Q?Unebigory=F2mae?=) APEL/10.3 Emacs/21.2 (i386-debian-linux-gnu) MULE/5.0 (SAKAKI) Xref: ccsf.homeunix.org fj.soc.politics:11537 japan.jiji:3509 >>>>> In >>>>> Kaz Hagiwara wrote: Hagiwara> パウエルのような考え方からすると、国は国民(納税者)を守る義 Hagiwara> 務があるわけだから、助ける努力をするのは「あたりまえ」。むろ Hagiwara> ん、助けられない場合のリスク(死)は自分で負うのはしかたがな Hagiwara> いが、ただし、そのようなリスクを負って、(他人から見てどうで Hagiwara> あれ)自分の意志で国際貢献しようとする態度はりっぱである、と Hagiwara> いうことになるわけです。 冬山での遭難の救出費用にたとえて(*1)、費用を請求すべきだと主張する人 もいるようですが、スポーツや趣味としての登山も、ヨーロッパからの輸入な んですよね。 (*1) 強引なたとえだと思います。イラクという危険な環境で生活せざるをえない 人々がいるところに行こうとしたのであって、無人の危険地帯に行こうとした のではないのですから。 危険をおかしてチャレンジするということを肯定的に見る文化が日本には普 及していなくて、「他人に迷惑をかける」というネガティブな側面を重視する というのが日本の文化なのではないか、という気がします。 将来何が役に立つか分からないのだから、多様な考えの人が多様なことに挑 戦することを邪魔しない。もし失敗したら、できる範囲で助けてあげれば良い と思います。二重遭難する必要はないから。そういう経験を積むことは、今後 の危機管理の演習にもなるのではないでしょうか? ちなみに、わたしは、解放された3人のことを迷惑とは全然思っていません。 今回の事件に対応した政府職員は報酬を受けて仕事をしているのだから、そ のことに問題はないと思います。では、税金が使用されたことはどうか? そ れについては、上記引用部分の「助ける努力をするのは「あたりまえ」」とい う考えに共感します。 事故や事件にあったら、原因を分析してから反省する必要はあるでしょう。 それはあたりまえのことです。 迷惑というなら、ほぼ毎日のように遭遇する、歩行者横断妨害するドライバー や、歩道または路側帯を歩行者が通過できないように駐車している人、このよ うな連中の方が、はるかに迷惑ですね。すくなくとも、こういう、他人に恐怖 や不安を与え、時には、人身事故の原因を作る行為をまだやめていない人たち には、解放された3人を批判・非難する資格はまったくないと思いますね。 --- 兼松真哉