大阪大学の齊藤です

Kazuo Fox DOHZONO wrote:

> 笑い話を一つ. 
> あるソフトウェア技術者がある機器メーカーを訪ねたところ, 大きな基板を前
> にああでもない, こうでもないと悩んでいる技術者がいました. ソフトウェア
> 技術者が「一体何をする基板なんですか?」と尋ねると, 「○○した上でシリ
> アル通信を行なうボードです」との答え.
> 
> なんと, そのボードでスタートビットを作って…と一々行なっていたのです! 

何がおかしいのでしょうか?

> 「そんなことしなくてもマイコン載せて通信 LSI 使えばいいじゃないですか」
> と進言すると, 次のような答が返ってきたのでした:
> 
> 「だって, ソフトウェアにはバグがあるじゃないですか」

ハードワイヤで足りる程度の処理ならば、ソフトウェアに頼らないのは
正常な技術的判断でしょう。

まぁ、問題はシリアル通信以外の処理がどの程度複雑だったかですが。
シリアル通信そのものは、20pin のPAL数個で済んでしまう程度の
非常に簡単なものですし。
74シリーズのバラのゲートで組んだってIC20個もは使わない。。。
(シリアル処理LSIは、(使いもしない)数多くの通信モードやFIFOバッ
ファを持っているからそれなりのゲート数になっているのです。)

        齊藤明紀 saitoh@ist.osaka-u.ac.jp.NOSPAM