ルパン wrote:

> 筆者と同じ見解を持つ人が日本国内にどれぐらいいるか検討できないが、
> 世界中に何千万人いるという事だけはいろいろな調べて調査済み!

このうち、カスピ海周辺の油田、ガス田からのパイプライン計画
と、それらをめぐる国際情勢だけならすでにわりと報道されている
ようですね。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/yugo-12.html

にあるヘッドライン集だけからでも、ロシアのチェチェン紛争、ア
フガン介入、アメリカのタリバン政権打倒の背景がうっすらと見え
てきます。

まあ、たまたま、その辺の国がイスラム教国だというだけの話で、
もともと宗教色の薄い経済紛争の話ですが、その話にイスラエルが
からんで親米反米の話になってくるととたんに宗教紛争の色が着い
てくるわけですね。

パイプライン計画を詳しく載せてあるページもありました。

http://www.iijnet.or.jp/IHCC/asia106-eurasia01.html

最初カスピ海原油ならアフガニスタンを通る石油パイプラインは遠
回りじゃないかと思いましたが、アメリカにとっては、ロシア、中
国、イランにコントロールされた地域を避ける唯一のルートがこれ
だったのかも知れません。

また、アメリカのアフガニスタンルートの確保については、フラン
ス、ドイツ、ロシア、中国は、とりあえず静観できる話だったとい
うのもわかります。特に既得権益を侵されるという話でもないですし。

これがイラク攻撃という段になって、急にフランス・ドイツが嫌な
顔をしはじめた当たりに、もうひとつの「基軸通貨上の米ドル対
ユーロ」の話がからんでくるんでしょう。

萩原@グリフィス大学