《官僚統制の頓珍漢を見よ。医療価格。》
《官僚統制の頓珍漢を見よ。医療価格。》
病院の値札は官僚が全面的に決めている。
自由主義経済社会において、まるで別世界の制度になっている。
宇宙人の制度だ。
僕はこのたび、ある国立病院にかかった。
糖尿病の検査だ。
あきれた。
何だこの価格設定は。
頓珍漢もよいところじゃないか。
《診断が680円だって。》
初診は1537円だった。
大病院は750円が別にかかると言うことだ。
医療費は全体で3287円かかっている。
全く問題ない。
安過ぎるぐらいだ。
弁護士でも相談に行ったときには10000円は取る。
それからすりゃ非常に安い。
したがって、話もろくろくしないうちに5分もかからずに終わった。
次に、日を改めて検査に行った。
このときには看護婦さんだけの対応になった。
採血を30分置きと、1時間置きの二回づつやった。
このとき、僕は3800円払った。
医療費は全体で12660円かかっている。
いろんな検査付きで12660円?
安すぎ。
これでは一種類の検査料は何百円?
何百円でどうやって検査する?
まともにやってるのかどうか不安になる価格だ。
いい加減な数字を出し信用ならんとはよく聞く。
『どっか、もう一箇所病院にかからんといけないなあ』と真剣に思う。
自費もいくらか取り、ちゃんとした価格でやってくれるところはないの?
もちろんない。
厚労省が認めないからだ。
《診断が680円だって》
問題は診断だ。
僕はどういう結果が出てるかと心配しながら聞きに行った。
確かに体調は少しよくないことが自分でもわかるからだ。
ところが検査結果は全く正常と来た。
うれしいやら不安やらどうもすっきりしない。
お金を払うときもビックりだ。
『200円です』と来た。
打ち間違えではない。
2百円だった。
医療費は680円だ。
診断が680円だって。
あまりの安さにあきれた。
《官僚統制でやるからだ。》
680円?
何だこの値段は!
安すぎもいいとこ。
したがって、医者は『この数値なら心配ありません』
と言ったが早いかもう椅子を引いて逃げにかかった。
早く出て行けといわんばっかりだ。
あとで知ったが『680円じゃそりゃあ逃げ出すわい。』
大事な診断が680円だって。
勉強や経験や熟練も要るこの大事な時間がたったの680円!
全く頓珍漢もよいとこだ。
弁護士だってここで又10000万円は取る。
大事な診断なんだからもっと高くても不平はいえない。
それが680円とは。
何だこの価格は。
価格のつけ方は。
官僚統制でやるからだ。
病院に自由に価格をつけさせろ。
差額を追加で払えばよいのだ。
しっかり聞ける。
安けりゃいいってもんじゃない。
100円ショップの安商品のような感じになっている。
全く厚労省のバカ官僚は話にならんやり方をしている。
《明細とは書いているものの明細になっていない。》
僕は病院の領収書に興味を持っているのだ。
さてどんな領袖をくれるかと楽しみだった。
やっぱりね。
明細書とは書いているものの明細になっていない。
どこにも明細はない。
大まかにざっくりと分けてあるだけだ。
この病院も明細を発行できないのだ。
できないことをやっているわけだ。
へっ!
なんだ厚労省は。
間が抜け、責任は取らず、時代遅れで、それこそ治らない『国の保障病』と『官僚統
制維持病』にかかった重症患者だ。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735