《円安にはしゃいで株が上がる。》

確かに円安は期待できそうだ。
いくら円安になったといっても日本経済で言えばほんの1割部分だけだ。
90%は内需なのである。

肝心の内需は?

これから一本調子で負担が上がろうとしている。
秋には一斉に保険料が上がる。
これを皮切りに毎年上がる。
今でも国民はすでに5割が苦しいといっているのだ。
http://homepage2.nifty.com/tanimurasakaei/seikatui.html
朝日の調査によれば重税感は82%の国民が持っている状況だ。
http://homepage2.nifty.com/tanimurasakaei/zyu-82.htm

にもかかわらず厚労省官僚は『保障実現のために』といって負担を上げて行く。

これでGDPの6割を閉める消費が盛り上がる?
景気が良くなる?




《金は貯蓄に回る》

多少金ができれば国民は貯蓄しないといけないのだ。
年金は中途半端でしかなく貯蓄は欠かせないからだ。
共稼ぎ30万
奥さんがパート25万
専業主婦23万
独身17万
というモデルが出た。

貯蓄は欠かせないということだ。

これでGDPの6割を閉める消費が盛り上がる?
景気が良くなる?



《人口減少のインパクト》

そうこうするうちに、2007年問題が現実味を増してくる。
2007年あたりからいよいよ人口が減り始める。
これは絶対的市場規模の縮小だ。
このインパクトは大きいだろう。
国民を萎縮させるに十分だ。

将来不安に輪を掛ける。

ますます貯蓄に走り出す。
かといって景気が思うほど良くないから貯蓄は十分にはたまらない。

不安が増幅するだけだ。

これでGDPの6割を閉める消費が盛り上がる?
景気が良くなる?


《借金はたまる》

今すでに借金は700兆円だ。
あと10年もするとこれが900兆円になる。
少し景気がよくいなると?
長期金利は上がる。
利払いでキュウキュウだ。

借金は雪だるま状態じゃないか。
不安に拍車がかかる。
益々消費など伸びないだろう。

これでGDPの6割を閉める消費が盛り上がる?
景気が良くなる?