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トチーくんはあと一二週間もすれば生後まる三ヶ月になる。一二ヵ月後と違ってきて
いるのは生肉を進んで食べるようになったことだ。近くのオヤジから猫を大きく育て
るには生肉を食わせにゃならんと聞いたもんで、肴を主材料にしている缶詰めはぼく
の鮭缶と同じ非常食にすることにした。

生肉はスーパーに行けば結構安く売っている。豚の安いのは脂身なので食わないと言
う。牛でなきゃ駄目だと言う。結構贅沢なものだ、猫のくせして。しかし、今はオー
ストラリア産の安いのが出回っている。助かった。200gで200円そこらのもの
を2パック買ってきた。

食うは食うは。舌舐めずり回して生肉食っている。一気に100gをペロリ。それを
見ていて少し恐ろしくなった。知らないうちにぼくが食われるのではないかと(笑
い)。こいつは獣だ。目をクリクリさせてひ弱な声でニャーッとか言っているがこん
なのはまやかしで、本来はビーストだ。顔を毛の一本一本が見えるくらい近づけてみ
るとそれがよく分かる。可愛くなんか全然ない!まさに<けだもの>!

しかし、改めて考えてみると、こういうトッチーくんをぼくは頼もしく思う。食った
後にややはっきりしたのだけれども、ぼくの気のせいかもしれないが「野生」の雰囲
気がしてきたからだ。なぜか分からないがぼくはこの「野性味」が好きだ。今度は野
生の山猫を飼いたい。

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みんなのケンちゃん