GONさんの<bvahai$hop$1@news511.nifty.com>から
>"Yuzuru Hiraga" <hiraga@ulis.ac.jp> wrote in message news:401899A7.8000205@ulis.ac.jp...
>> 
>> GON wrote:
>> > 反転公式か何かないかと探したらありました。
>>    ...
>> >これを使えばM(n,m)は次のようになります。
>> > 
>> > M(n,m) = Σ_{k=0...n} (-1)^k C(n,k) (n-k)^m
>> > 
>> > となります。例えば、M(3,k)なら塚本さんの結果がでますし
>> 
>> 本人からのコメントもありますが、塚本さんは上の一般式
>> (あるいはそれと同等のもの)も承知していたでしょうね。
>> # それを直に書かないのが塚本さんらしい。
>
>それを書くのが私らしい。(笑)
>
>塚本さんは数学者ですからそういったことは十分承知していてわざわざ
>書かないのでしょうが、私は数学者じゃありませんからそういった公式が
>あることすら知りませんし単純に頭の体操としてしか見てません。
>
>私の場合はそれ自体よりもその応用を考えるほうに興味があります。
>多分、池田さんは何かこの問題の前に関係した仕事があってそこから
>生じた問題を数学的な問題として焼きなおして聞いてるんでしょうね。
>むしろ私はその動機のほうに関心があります。
>
>純粋に数学的な問題としては面白くないのかもしれませんが、その結果
>どんな応用がありえるのかを考えるのは結構楽しいです。

えーっと、いろいろと考えたり考えていただいたりしたわけですが、
ちょっと似たような話を昨日、某シンポジウムで聞いちゃったので
書きますね。

あるブロック暗号アルゴリズムがあって、それはテーブルを引く部分をいっぱ
い繰り返すわけです。テーブルのインデックスはある程度限られている と。
で、自分が制御できないところはランダムな過程を通ると仮定します。

自分が制御できる部分をうまく一致させることができた場合と、一致させない
場合とで、アルゴリズム全体で引かれたテーブルの「ユニークな数」がどれく
らい変わるか。というのが知りたかったわけです。
これが検知可能であれば、自分が制御した部分が一致してるか一致していない
かを決定できるわけです。


というような応用を考えた問題だったのでした。

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Yoshitaka Ikeda mailto:ikeda@4bn.ne.jp