Fumimaroさんのから

>これは、不幸な時代なのか、思考能力なき白紙委任状しか書けない国民の時代
>の必然的推移なのか。
>
>だが、そうなる。
このとき合法的に公明党は宗教政党ということで自ら解党の道を歩むことにな
る。日本人の弱いところだ。みんなが右向けばまっすぐ向く勇気がない。殉教
のうちに命をかけて叫ぶ勇気は彼らにはない。なぜなら創価学会の会員の宗教
性というのは単にyamのような私利私欲、現世ご利益を求めるのみのものだか
らだ。
宗教政党非合法の法規で罰則、取締り、憲兵の暗躍を前に、蜘蛛子を散らすよ
うに衰退し、宗教は宗教に閉じこもるだろう。

政治家が、その私利私欲のために政治などできないことが判明し、
軍人が権力欲をベールに隠して日本の独裁政権に躍り出るのは至極当然のこと
なのだ。誰も、国家公務員マフィアに反抗できないのである。イエスしか言わ
ない。拳銃を持った組織に、命をかけてノーという気概など、共産党にさえな
い。この平和憲法の時代においてさえ、自決覚悟で政治に参画する覚悟のない
ものに、拳銃が国家公務員とともに闊歩すれば、もはや、おずおずと草むらに
入り土下座するのが大昔から日本人の習性であることは中国の古文書に書かれ
ているではないか。原始時代からそうなのである。

この国民は、草むらにへりくだって引っ込んで、土下座して権力者に服従する
民族なのである。
この習性を次期軍事独裁者は利用すればよい。無血のうちに日本軍事政権は樹
立されるだろう。改憲で自民、民主、公明は、これで保守の江戸城の石垣が完
備したと安堵するのもつかの間、まもなく城の主は、このものたちではないこ
とは歴史は証明する。

哲学から言っておこう。
人間は、形あるものを、ある目的のもとに作る。しかし、形あるものは、決し
てもとの創造時の目的のまま存在し得ない。作られたものは、すべて有機体な
のである。その有機体は必ず自らの意志をもち、創造時の意図をどんどん離れ
て歩き始める。次期、改憲がそれである。小選挙区制もそうであった。だれも
自民分裂など創造してなかった。社会党という政敵を葬り去って安泰を意図し
ていたが、政敵なき政治は、官僚体制の金属疲労をチェックする能力もなく財
政赤字でモンスター化し自らの体重で肉体が重力に抗しきれずに崩れ去ってい
ったように。

改憲、自民、民主の保守勢力の結集による独裁は、その意図通りにはすすまな
い。無血クーデーターによる軍事政権を米国は歓迎する。日米軍事同盟は、文
民によってではなく軍人によって初めて即応体制を得る。無論徴兵は当然であ
る。人民の熱狂は大衆の意志として巨大な小魚の群れとなって一つの意志を表
し泳ぎまくる。その崩壊の日まで。崩壊は見るも無残な日本の恐怖政治の後訪
れるだろう。

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Fumimaro mailto:nonomura_f@hotmail.co.jp