てつたろです。

"MURAKAMI Tomokazu" <mrkmtmkz@mtd.biglobe.ne.jp> wrote in message
news:gq77rb.ih9.ln@news.biglobe.ne.jp...

> > 水月は自傷行為に奔ってます。
> > 慎二もあの男もそのための道具に過ぎないと
> > 思われます。
> > あの嗤いも結局は自分自身に向けられたものかと。
>
> もし自分が孝之を諦めていたら、今のように惨めに(恋にも結局破れ)なる事も
> なく、自分も実業団やオリンピックに行けてたかも知れない。もう自分には何
> も無いと思っての笑いですね。
>
> 海外では君が望む永遠は KOR だと言われているようですが、まさに「あの日
> に帰りたい」
> #映画見てないけど(^^;

KORが判らず、「KOR」「映画」でぐぐったら、
「韓国映画」が出てきました。
???「海外では韓国作品と思われている」ってこと?
確かに韓国アニメの質は向上しつつあるけれど…

改めて「KOR」「あの日に帰りたい」でぐぐって
ようやく判明。
なるほど「K」は「きまぐれ」ですか。
(「KO」で「キング オブ」が浮かんでしまった私。
でも、それより前に「O」が「or」で当てはまるもの
を連想しようとしたのは「R.O.D.」のせい)

作品の持つイメージが異なるので初めは「そうかなぁ」
と思いましたが、主人公達の関係を考えると確かに
似ているかも。

無邪気に主人公の彼女だと信じ込むヒロインa(陽)
と、
一見姉御肌のくせに、ヒロインaに気後れしつつ
主人公に好意を寄せるヒロインb(陰)
そして
ヒロインbに惹かれつつ、ヒロインaにも彼氏として
振る舞う優柔不断な主人公

でも昔からこの構造はコメディ系に多いですね。
例えば「めぞん一刻」とかも。
ヒロインaが主人公とヒロインbの関係になかなか
気付かないのがお約束。

> > ある意味、付き合わされる慎二が可哀想です。
> > (あの後、水月を抱けば泥沼地獄に、抱かなければ
> > 後悔の嵐に)
>
> この据え膳は食べるなよ〜男として>慎二

でも、「男」だからなぁ。
理性が持つかな?
(チュウはしちゃったし、「毒を喰らわば皿までも」
でニャンニャンしちゃうと)

それに「『水月の持つ地獄』をひっくるめて受け止める」
というのも、「男」としてはアリかと。
「泥沼のなかで水月がしがみつける「棒」として立てる
なら、最後に朽ちて沼の底に沈もうとも本望」なんてね。

> > > 茜の方は、茜で遙に対して真実を告げて、もう1度昏睡状態にさせて
> > > しまったし。
>
> 3年経ったくらいなら「時期」だったんでしょうけど、孝之は水月と付き合っ
> てるとか、誰も傷付かなかったとかは、自分のうっぷんを晴すため。
>
> > 事故の責任が遥にない事ぐらい判りきった上で、
> > 何も知らず孝之の愛情を信じ切って甘えている
> > 姉が許せなかったのでしょう。
> > (自分には決して向けられないであろう愛情を)
>
> 自分が苦しいのを誰かの所為にしなければ耐えられなかったんでしょうね。
> 当然、そこそこ幸せだった日常をぶち壊した姉にうっぷんが向けられた訳で。

「相手を足掛かりにして自分が這い上がる」
のではなく、
「相手を自分と同じ場所に引き擦り堕とす」
のが(無自覚の)目的かな。
「自分と同じ場所で、想いを共有して欲しい」
という甘えもあったと考えています。
(「一緒に泥沼に浸かって欲しい」とは思っても
まさか「沼の底に沈んで浮かんでこない」とは
思っていなかっただろうなぁ)

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