今新たに世界が問われなければならないのは――、
米英の対イラク戦争について、大量破壊兵器云々の大義論を問うただけで
は事足りず、国際民主主義を踏みにじって侵略戦争をしかけた米英及びこ
れを強力に支持した国々に対し、国際社会が如何にしてこれらに断固たる
制裁を課すべきか、ということである。
さらに、民主主義を軍靴によって踏みつぶした米英が、おこがましくも、
“中東の民主化”を唱えて中東の一角に踏みとどまっているという厚顔無
礼の罪悪について如何にしてこれに断固たる鉄槌を下すか、ということで
ある。