加藤 義啓です。
 
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「俺の名前は竹之内豊(16)、現在ウラ番として
クロマティ高校の1年を仕切っている。
……俺は竹之内豊!! ……俺の出番はまだか…!」
……前回チョイ役で出てきましたね、名前の
テロップが出たのは今回への伏線だったみたいです。
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★
 
ナレーション「デストラーデ工業高校1年生月間定例会。
議題は、如何にしてクロ高を潰すか…。山口 ノボル(16)、
無敵を誇るその強さから沈黙の浮沈艦と呼ばれ、
デス高1年のトップ、同時に暴走族アースウィンド
ファイヤー&ウォーターの頭を兼ねるほどの男」
……地水火風ですか…。
 
ナレ「しかしこの男、喧嘩に強いだけでなく、実は
お笑いにもうるさい男であった。しかしその事実は
誰も知らない……」
……そういやヤクザな漫才師が実在しましたな。(汗
 
 会議は相手のアタマを押さえてしまえばいい、
だから竹之内をシメれば済むという結論を導き出す。
が、ここで坂本が「で、竹之内って誰だ?」と聞き
「バカヤロウ!クロ高のアタマだろ、名前ぐらい
覚えとけ!」と怒鳴る石川。
 
 これを聞いていた山口、今のボとツッコミに
面白さを覚える。が、坂本自身がその面白さに
気付いていない、いわゆる天然ボケだと分析、
それが計算で出来るようになれば一人前と言って
いいだろうと考える。
 ……視聴者がつっこむ前に手書きテロップ
「お笑いのね」が。
 またしても感想記事投稿を阻止する製作サイドの
罠ッ!(笑)

 議中に下ネタを発する石川、これに笑う一同。
だが山口は「石川…」と呼ぶと頬に強烈なパンチを
喰らわす。「つまんねぇギャグ言ってんじゃねぇよ!」
 
 「言わねぇこっちゃねぇ、山口はお笑いとかギャグが
大嫌いなんだよ…」と言う仲間達。だが山口は心で叫ぶ。
「違うッ…! 俺ほどお笑いを愛してるヤツはいないっ!
こいつが安易に下ネタに走ったからだよ、ギャグセンスの
無ェヤツが陥りやすい典型的なパターンだよ…! 
そして、笑ったおめェらも同罪なんだぞッ!!」

 更にこんな中途半端な野郎がテレビに出てしまうことを
憂う山口。「もしコイツが何かの間違いでテレビなんかに
出やがったら……俺は迷わずチャンネルを変えるね!」
……じゃ、チャンネル変えよっと。(ぉぃ
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★
 
# チャンネルを変えていた間に舞台は喫茶店に(ぇ
 
 クロ高がよく使うという喫茶店に来るデス高幹部(?)。
 しかし山口はこの重い空気を笑いに変えることを考えていた。
……山口、場の空気読めよ、馬鹿の一つ覚えみたいに
お笑い々々々って、お前、お笑い村の村人かっつうの。
 
 こんなことをしている暇は無い、早く帰ってシガキを
書かないとと考えている山口。彼はラジオ番組への投稿が
趣味だった。「俺は今、深夜のラジオ番組を7本掛け持ち
しているハガキ職人…」
……7本ってことは、舞台は東京だからAM局の殆どって
ことですか。
 
# ちなみに私も昔はハガキ職人でした。ラジオで無く
# 雑誌がメインでしたが、月600ネタが最高記録。(^^;;;;;;;;
 
山口「昨夜は5通も採用されてしまった…! 7通出して
5通だからまぁまぁの打率だ…!」
 
# 3〜4通出して2通採用のショタ本方面(笑)での
# 私の打率とほぼ同じ。(笑)
 
山口「ちなみにペンネームは味塩太郎、自分でも気に
入っている…だがッ、この味塩太郎が1つだけ気に
入らねェことがあるッ!」
 
 いきり立つ山口。一同は対クロ高に燃えているのかと
思うのだが、当の山口(=味塩)は自分の上をゆく投稿常連の
蜂蜜ボーイのことを考えていた。
……投稿して採用率高くなると、誰かをライバル視する
とかって確かにありますね。
 
# で、そのうち合作とか始める呉越同舟になることも
# よくあるんですけど。
 
 そんな背後からクロ高の神山の声。「実は僕、
深夜ラジオに投稿するのが趣味なんだ」
林田「へぇ、お前、結構クラいなぁ…、で、ペンネームとか
使ってんのか…?」
 
 これにハッとする山口(=味塩)。
神山「うん、台所でふと思い付いたんだけど、蜂蜜ボーイって
言うんだ」
 ガシャン…! コーヒーカップを落とす山口。
 更に神山(=蜂蜜)はとっておきのネタを思い付いたと言う。
山口の心拍数は嫌が上にも上昇を続け、それに気づいた
仲間達は背後のクロ高の制服を着た2人に注目する。
 戦闘開始になりそうな雰囲気を止める山口。
 
 神山は「周りに聞こえると恥ずかしいから」と、林田に
内緒話でネタを伝える。
……たとえ全国放送で無くても広域に放送されるハガキなのに
恥ずかしい…。この矛盾した心理、何となく判るなぁ。(^^)
 
神山「……ってネタなんだけど」 / 山口「なるほどッ!」
 宿敵のネタを奪った彼は「じゃ、帰るぞ」と、ケンカも
していないのにと不満がる仲間をよそに喫茶店を出てしまう。
……仲間を無視して勝手に動くリーダー…。なんかどこかの
国の政治家みたいですな。(笑)
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★
 
 山口は蜂蜜ボーイのネタを盗作し、速達で送り、夜の
ラジオを待つ。
DJ「次は人気コーナー、ハガキでポンだぁ!」
……ネーミングセンスない番組…。(^^;;;;;;;;
 
DJ「まずは常連の味塩太郎サンからーっ、また送って
来てるよコイツは」 しかし山口は「……だが……1つだけ
気掛かりな事がある……」と呟く…。
 
DJ「“昨日カツアゲしたカネでトンカツを喰ったんだ
ぼよーん”…………つまんねーぞコレ……」
山口「やっぱそうかァァァァッッッッ!!!!!!」
DJ「…しかも速達かよw」
……かくして山口自身がネタになったオチ。
 
# そう言えば私の知人にも速達で送ってきて
# 「つまらない」と編集に評されていた人が
# いたような…。
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★
 
次回予告
神山「前略オフクロ様、魁 クロマティ高校の
次回の話を前田くんに聞こうとしたら、前田くんは
今日、いないみたいです」
……次回予告が次回予告として機能するのはいつから!?
 
 総評、……「…………つまんねーぞコレ……」w
 
# しかも45分遅れかよw(←関東圏での話ですけど)
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★
 
おまけ
竹之内「俺の出番がァァァ!」
神山「落ち付いてください、竹之内くん」
……今回一番ウケた。
 
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I 加藤 義啓  katoocom@eos.dricas.com I
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