加藤 義啓です。
 

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29 
28 
27 
26 
25  前略、
24 ネットニューズの
23 皆さん、
22 実はあるアニメの
21 感想記事を
20 書きたくて
19 投稿をしました。
18  皆さんは
17 『魁!!クロマティ高校』という
16 マンガを
15 ご存知でしょうか━━?
14  週刊少年マガジンに
13 掲載されている
12 不良高の
11 マンガです。
10  このマンガは
09 「すごく面白い」という
08 ワケではないのですが
07 微妙に
06 ツボに
05 ハマる
04 面白さです。
03  コレは
02 オススメです。
01 でわでわ。
00 
 
 という訳であのマンガがどのようなアニメに
なるのか興味があったので観てみました。
 
OP
神山「前略、テレビの前の視聴者様! このアニメに
出てくる奴らは不良です! だから決して、このアニメの
マネはしないでください!」…って何故にいきなり神山が
投獄されているのだ。(笑) 「マネするな! こうなるぞ!」と
テロップが出ますがマガジンには、もっと格闘的な
不良マンガがあるのに…。
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★
 
神山「前略お袋様、晴れて私はクロマティ高校へ
入学できました。一日も早く学校に慣れて、
すこやかな学園生活を送りたいと思います」
 
 神山のモノローグから。「神山 高志(16)」という
テロップが入り、ここまでは普通っぽい雰囲気。

「…ですが……見慣れない人達に囲まれて、いささか
戸惑っています…」
 
周囲にはヤバげな様子を醸しているクラスメート達…。
 
 神山、ここで鉛筆を床に落としてしまう。前に座るマサに
拾ってもらい「なんだ、意外と親切な人もいるんだな」と
安心するも、彼はその鉛筆を喰ってしまう。
 衝撃を受ける神山、筆箱を引っくり返し、入っていた
鉛筆を全て彼の目の前にぶちまける。
 
 これまた全てを掴み、喰ってしまうが……喰うのも
衝撃的だが、それを受けてエサでもやるように鉛筆の山を
与える神山もヘンだ。(笑)
 それ以前に筆箱の容量を越えた鉛筆の山も物理法則を
無視しています。(笑)
 
神山「何故、こんな処に来てしまったのか…!
それはマンガで読んでもらおう」
 
# ギャグとして「詳しくはマンガを読んでください」と
# いう台詞が何度か出てきます、むしろ原作を
# 知らないと何がどうネタになっているのか
# 判り辛いような気がしないでも無い…。
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★
 
「俺は中学ンときからワルかったなぁ」とタベっている奴ら。
彼らにはテロップで「その他」と付される。……何だ、その
「その他」ってキャラ名は。(^^;;;;
 「二中の火の玉って呼ばれてたゼ」まで話した処で
テロップが「二中の火の玉」に変わる。……なんかゲーム
みたい。(笑)
 
「ハッキシ言っておめーら大したコトねェよ」と前田の
つっこみ。これまでのケンカの実績を自慢する前田だが
「…で、アダ名は何だったンだ!?」と火の玉。
 
 「えっ!? アダ名? …アダ名はぁ……、特にアダ名は
無かったな」と答える前田に「惜しいな!」「ハナシに
なんねェな!」と言われてしまう。
 
 「ちょっと待てよ、オイっ! 別にアダ名なんか
無くたっていーだろがっ!!」と怒り出す前田だが
「悪いけどまた次回挑戦してくれ」とあしらわれて
しまう。「次回っていつだよ!」……来週では無いのね。(笑)
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★
 
神山「前略お袋様、不良の世界には高校デビューという
画期的なシステムがあることを先日知りました」
というモノローグ。
 マニュアル本で不良の再出発のノウハウを身に付けようと
励む神山。
 
 著者「レッスン1。不良と言うのはまず見た目が
第一です…」…バッハが悪魔に取り付かれたかと
思うような、くだんの本の著者の像が後ろを浮遊……誰だよ、
あんた。(笑)

著者「ここまで来れば高校デビューまであと一歩。
では最終レッスンです。以上のことを入学前に済ませて
おいてください」神山「えっ? じゃ、もうダメじゃん」
…というか、そういうものは冒頭に書くモノでしょ。(笑)
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★
 
 さて、クラスで最強の漢(おとこ)を決めようという
話になり、過去の実績から候補を3人あげる。
 その中に神山が。
 「ちょっと待ってください。なんで僕がノミネート
されているんですか?」という神山に「バカヤロォ、
こっちのセリフだ! さっさとさがらねェとブッ殺すぞ!」
 
 彼を推薦したのは林田だった。曰く「ケンカが強ぇとか
ごっつい奴を見ても怖さを感じなくなっちまった」と言い、
ライオンの群の中に元気なウサギがいたら、そのウサギは
すげぇと思わないかと力説。……こういう強引な説を炸裂
させる辺りはクロ高の味が出ていますね。
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★
 
 学校を立て直そうと考える神山。しかし崩壊を進めるのみの
クロ高。「お前があいつを倒すことができれば…」と言う林田。
「1年3組にいるんだよ」……あれ? この高校って
A組とかB組とか言わなかったんだ……。
# (原作、最初から読んでません(汗))
 
 “あいつ”の名前を尋ねる神山だったが、知らない、でも
行けば判るという林田。
 1年3組の教室の前に立つ神山。
「ここにあいつはいる…!」と意を決してドアを開ける神山、
「いたぁーーーっっ!!」 目の前にファイナルファイトに
出てきそうな男。
 
 本当に高校生なのか、そもそも日本語が通じるのだろうかと
ショックを受ける神山だったが「は、はじめまして…、
1年2組の神山と申します……、あの…、お名前は……」
………(^^;;;;
 
 結局、あいつのことは何も判らなかった神山。「そこで
僕は、あいつの名前を考えてみたよ……フレディでどうだろう」
……おいおい、アダ名を次回に回された前田とは対照的だな。(笑)
 
 この後、ゴリラを紹介される神山。更に「神山ァ、また
すげぇヤツがよそのクラスにいるんだよ!」と林田。
 「フレディだのゴリラだの、この学校にはいろんなものが
出るから、もう何を見ても驚かないよ」と素の神山。
 
# このアニメの直前にハレグゥのDVDのCMやっていたのが
# 伏線に思えてしまう私……。(^^;;;;;
 
 案内されて言ってみると、その教室の中では「おいっ、
大変だメカ沢!」「どうーしたぁ、何が大変なんだぃ?」
 「メカ沢……!」「シブい声だ…!」……メカ沢がこんな声
だったとは!(笑)
 
     ★ ☆ ★ ☆ ★
  
次回予告
神山「前略、お袋様。魁クロマティ高校のアニメは世評を
気にすることも無く、次回もある模様です…」……全然
次回予告になっていないし。(^^;;;;
 この「世評を気にすることも無く」辺りはまさに原作や
掲載誌でのネタを知らないと…な感じですね。
 
 総評、原作の持ち味はやっぱり出し切れているとは、ちょっと
思えないです。今後の展開に期待。
 
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I 加藤 義啓  katoocom@eos.dricas.com I
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