密約隠し解散
あれほど解散の時期について曖昧だった小泉首相が、にわかに解散を
唱えだしたのはほかならぬブッシュ来日が日程にのぼり出した直後か
らだった。そして今、それがいよいよ現実味を帯びつつある。
国会の会期が小泉・ブッシュ会談以後に及べば、当然、野党から「何
を約束したのか!」と厳しく追及されるのは必至。小泉がどのような
言い訳をしようと、国民の疑惑はつのり、それが総選挙に影響を与え
ることは火を見るよりも明らか。10.10解散はそれをかわす狙いが
あるものと思われる。
ブッシュの忠犬小泉が倒れ、イラク戦争を批判し、どちらかと言えば
ユーラシア向けの民主党政権が誕生すれば、弱り目のブッシュにとっ
て祟り目となる。小泉を助けるために、ブッシュが如何なるウルトラ
手法を用いるか。或いは、拉致問題について劇的な演出があるかも知
れない。
ブッシュの求めに応じてカネを出すなら、イラク戦争を支持した小泉
を始めとする政府与党の国会議員・メデイアや言論界の連中、小泉人
気を煽る右翼の者共、米国頼みの拉致問題諸団体、小泉内閣を支持す
る愚かな大衆、等々がカンパを募って出すがよい。ゼーキンから出す
ことは絶対に認められない。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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