《*《国民年金、税金負担3分の一から2分の一は急ぐな。》*》

国民年金は将来、掛け金が1万8100円になると言うんでしょ。
1万8100円?
夫婦だと3万6200円じゃないか。

『こんな高額掛け金を何ではらわにゃいかんの?』
『無理したって年金暮らしできるわけでもいないのに。』

年金暮らしできると思うからこそ、すべてを犠牲に無理して払うのであって、
どうせ小遣いでしかないのなら、無理までしませんね。

『これを払わないと一部の人が年金暮らしで着ないのです?』
なおさら払いたくありません。

当たり前ですね。

今でさえ掛け金が高く空洞化してると言うのに、こんなに高くなっては一層空洞化す
る事は火を見るよりも明らかです。

基礎年金ですか?
年金制度の基礎の部分から崩れていくことは間違いないでしょう。
このようになることが予測可能な以上、安易に消費税など引き上げて税金を投入すべ
きではありません。

制度を無理に維持しようと言う厚労省官僚が間違っているのです。


《厚労省の計画など絵に書いた餅》

『保険料を20%まで上げて年金暮らしを維持しましょう』と厚労省は言う。
『年金暮らしのできる最低保障も設定する構想です。』
『計算上では成立します』と言う。

そうですね。

机上の計算で成立すると言うことです。

実際は不可能。
絵に書いた餅です。
たとえば『最低保障で年金暮らし可能』なようなことを言った途端、国民は掛け金の
減額に知恵を出し始める。
金が集まらなくなり成立しません。

厚労省の計画など絵に書いた餅でしかありません。

ここで、シッカリと現実を踏まえた根本的大改革が必要です。



《国民年金の掛け金、1万8100円など払えない。》

この構想を成立させるには、

『国民年金の税負担部分を3分の一から2分の一に引き上げること』
『国民が素直に収入の20%もの高額掛け金を払うこと。』
はもちろんだが、これだけではない。

これらのほかに、国民年金の掛け金を1万3300円から1万8100円に引き上げ
ることも条件だ。
基礎年金部分が定まらなくては厚生年金など現実的に成立しない。
補助を出す出さないもだが、
国民年金が崩壊しているのに、厚生年金だけ税金投入して保護することなどできない
だろう。

つまり、国民年金制度が空洞化するかしないかは厚生年金成立の条件だと言うことで
しょう。

1万8100円にもなってどうして維持できるのですか?
この面からも厚労省官僚の計画は絵に書いた餅でしょう。


《『年金暮らしを保障する』と言う考えがそもそも間違い》

『すべての国民に年金暮らしを保障します』
これをまだ言うのか言わないのかまずハッキリしろ。

最近ではあいまいにしていますね。

『現役時代の収入大きく減らないために公的年金がある』
などと言い始めている。

一体どっちなのかハッキリしろと言いたい。

『すべての国民に年金暮らしを保障するのか』
それとも単なる、『現役時代より大きく収入を減らさないためなのか。』

すべての国民に年金暮らしを保障する?
社会主義だ。
これなど成立するかどうかより先に、基本的考え方が間違っている。
また子供が少子化でいなくなると言うのに、どうしてそんなことができるのですか?
支える若者がゼロに向かっていくとき『年金制度が成立する』と考えるほうがおかし
い。

『すべての国民に年金暮らしを保障する』と言う考え方がそもそも間違いだ。



《公的年金の意味はない。》

『すべての国民に年金暮らしは保障できません』
『高額掛け金を掛けている人だけに保証します。』

と言うのなら何も公的年金である必要などない。
公的年金はすべての国民に年金暮らしを保障できてこそ値打ちがあるのだ。

できないのなら、民間保険と哲学は同じだ。
ならば『民間でできるものは民間で』と言う方針に従って、民間で運営し税金も収め
活性化すべきだ。

国は国は年金ではなく小遣いを支給し後は自由にさせれば良い。

家族を介しての老後の保障にし、困った人にだけ、NPOなどで救済するようすれば
良いのである。