渡辺です。遅くなりましたが、少々時間が取れたので試してみました。

"Hirokazu WATANABE" <wnabe@par.odn.ne.jp> wrote in message news:bhqu9m$29h0$1@nwall1.odn.ne.jp...
>>> 、安全なファイルシステム(data用)と高速なファイルシステム(一時ワーク
>>> 用)の二種類を考えております。
> いなら、特に変える必要もないですかね。ただ、いろいろいぢって遊ぶという意
> 味ではいい機会なので XFS, ReiserFS も試してみようかと思います。

ext2, ext3, jfs, reiserfs それぞれで mkfs 〜 mount 〜 tar 〜 umount を
各 7回実施し、約490MBの tar アーカイブ(file: 5239, dir: 175)を展開する
時間を計測しました。誰も見ないと思いますがデータはこちら。OOでどうぞ。
http://fb98.dyndns.org/misc/Linux/fsbench.xls.gz (約4KB)

[展開所要時間平均(秒)]
     ext2 ext3 jfs reiser
real 16.0 18.5 15.5 11.9
user 0.09 0.09 0.09 0.10
sys  2.22 2.97 2.52 3.90 
u+s  2.31 3.06 2.61 4.01

kernel rebuildが自信なかったため 残念ながら xfs について確認できません
でしたが、この結果を見る限りでは、ワーク用途には ext3 以外が良さそうな
気がします。ReiserFS はとても速かったのですが CPU 負荷がちょっと高そう
だったので、独断と偏見により今回は jfs を採用することにしました。
#安全性については全然分かりません。

なお、使ったデバイスは下の md3 で、展開元データも物理的には同ディスクに
いる md2 です。
$ cat /proc/mdstat
md3 : active raid0 hda14[3] hdi10[2] hdg10[1] hde10[0]
      20016384 blocks 4k chunks

md2 : active raid5 hda12[3] hdi8[2] hdg8[1] hde8[0]
      18024576 blocks level 5, 32k chunk, algorithm 2 [4/4] [UUUU]

テスト機の簡単なスペックはこんな感じ。dmesgも置いておきます。
CPU: Intel Pentium4 2.66GHz x 1
M/B: ASUS P4GE (845GE)
Mem: Apacer 512MB x 2 (DDR333, non-ECC)
HDD: Maxtor 6Y080P0 x 4

dmesg1:  http://fb98.dyndns.org/misc/Linux/dmesg-freebsd-v.lst.gz (約7KB)
dmesg2:  http://fb98.dyndns.org/misc/Linux/dmesg-linux.lst.gz (約6KB)
diskmap: http://fb98.dyndns.org/misc/Linux/diskmap.xls.gz (約6KB)

また BEEP な音源の件ですが、kernel側の話ではなさそうなので 後から(暇な
折にでも)ゆっくり考えてみようと思います。matuさんのものとほぼ同じかも
しれませんが、ざっと探したところではこんなのもありました。このままだと
音長が全然違いますので少し調整が必要そうですけど…。
http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/~poffice/mail/linux-users/18581

特定の KERN_INFO メッセージ分離(全く出なくても良い)方法はまだ募集中。
syslogd で挑戦していますが、facility level で分離(他のKERN_INFOも道連
れ)する方法と、フィルタプロセスを起こす(なんか無駄&log rotateが…)方法
のいずれも、今ひとつのような気がしています。オリジナルのカーネルに当該
コードは無かったので Redhat 独自かと思いますが、同じ状態で困っている方
はおられませんか?皆さんどうされているんでしょう。

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渡辺浩和@ 府中
<wnabe@par.odn.ne.jp>
いずれにしても dmesg バッファ増やすためにrebuildはしたんだけれども…。