《*《坂口私案=見果てぬ夢、年金改革。》*》
2003,8,21読売WEB
坂口厚生労働相は21日、2004年の公的年金改革に向け、
来月初めに公表する改革私案の骨格を固めた。
厚生年金に40年加入した場合、
「本人が納めた保険料の2倍以上の年金額を受け取ることができる」
との試算を示す考えだ。
「保険料に見合った年金給付を受け取れないのではないか」
との国民の年金不信を払しょくする狙いがある。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20030821i213.htm
《*《坂口私案=見果てぬ夢、年金改革。》*》
《情報革命と言う大時代変化を前して、『100年先まで保障できる』と約束なさる
のですか》
この私案は江戸時代末期、徳川政権が幕臣に『未来永劫年金を保証します』と、ぬか
喜びさせるようなもんだ。
ちかじか高度情報化社会が到来する。
映像を自由にやり取りできる20Mビット程度の高速通信を得ることができるように
なったときが元年だ。
現在は直前だ。
この情報革命は世の中を根本から変えると予測されている。
国民の生活そのものが根本から変わる。
どんなことになるのかは誰にもわからない。
年金支払いの基礎になる工場努めのように、長期に安定した職場などあるのかどうか
さえも疑わしい。
高度情報化社会は情報革命といわれている。
革命と名前が付くように、時代が一変するのだ。
いわば徳川政権末期のようなもんだ。
このような時代変化を前に、『100年間保障します。』だって。
どう転ぶかわかりもしない大変化を前に言うほうも言うほう?
これで信頼性が増す?
坂口先生。
はっきり言って無理です。
情報革命と言う大時代変革を前に『100年先まで絶対に保障できる』と国民に約束
なさるのですか?
どう考えても無茶でしょう?
《見果てぬ夢のオンパレード》
この私案
見果てぬ夢のオンパレードでしょう。
坂口先生=すべての国民に年金生活させてやりたい。
国民=ある年になったら公務員のようにしてもらい、国の保障を手に入れ、安心して
老後を過ごしたい。
(負担させられる若者は夢どころか猛反対だが。)
厚労省=延々と省の権限を保持していたい。
政治家=国民の希望をかなえてやりたい。もしくは国民の見果てぬ夢をいかにも可能
なように言って当選したい。
これらはみんな見果てぬ夢に終わると言うことだ。
《年金計画など既に破綻している》
『すべての国民が国の保障で年金暮らしできる?』
できもしない大ほらで大風呂敷だ。
無理してやったとしても、
毎月6万7千円だ。
どうして生活できるのですか?
厚生年金は現役の50%?を保障する?
いまだと20万円程度と言う。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/43/kaikaku06.htm
老後必要な金と計算されている26万より少ない。
またこれは平均だ。
20万円より少ない人はどうしろと言うのか?
どこが『すべての国民に年金生活を保障する』だ。
ウソを言うな。
ほらを吹くな。
今現在既に厚労省の計画は破綻している。
できもしない事はさっさと取り下げろ。
直接保障するのではなく、家族を支援しNGOを支援し、これらを介しての保障に改
めるべきだ。
その代わり負担は少なく国民に金を持たせ自由にさせるべきだ。
教育投資に使えるようすべきだ。
高度情報化社会は単純労働では生き残れない。
教育が重要になるのだ。
厚労省が国民の金を底なしのように吸い上げるような真似はとっととやめろ。
(福祉予算は20兆円?税収43兆円程度の約半分も厚労省が吸い上げる。)
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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