Path: ccsf.homeunix.org!ccsf.homeunix.org!news1.wakwak.com!nf2.xephion.ne.jp!nf1.xephion.ne.jp!onion.ish.org!onodera-news!newsfeed.media.kyoto-u.ac.jp!newsfeed.mesh.ad.jp!not-for-mail From: =?ISO-2022-JP?B?GyRCTWo4dxsoQg==?= Newsgroups: fj.news.usage Subject: Re: =?ISO-2022-JP?B?GyRCPEJMPjg2QicbKEI=?= Date: Thu, 21 Aug 2003 23:04:20 +0900 Organization: BIGLOBE news user Lines: 82 Message-ID: References: <20030819003332cal@nn.iij4u.or.jp> <20030819195950cal@nn.iij4u.or.jp> <20030821210959cal@nn.iij4u.or.jp> NNTP-Posting-Host: freed1aae033.tky.mesh.ad.jp Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP X-Trace: bgsv5647.tk.mesh.ad.jp 1061474659 24210 133.205.213.33 (21 Aug 2003 14:04:19 GMT) X-Complaints-To: news@mesh.ad.jp NNTP-Posting-Date: Thu, 21 Aug 2003 14:04:19 +0000 (UTC) In-Reply-To: <20030821210959cal@nn.iij4u.or.jp> X-Newsreader: Datula version 1.51.09 for Windows Xref: ccsf.homeunix.org fj.news.usage:599 In article <20030821210959cal@nn.iij4u.or.jp>, SASAKI Masato wrote: >前提としては慣習法の成立の要件には >主観的要素である「法的信念」すなわち >「それが法だから守る」という意識の存在が要求されていることが >あげられます。 (後略)  ありがとうございます。けっこう興味深い世界ですね。 >で、頼光さんには申し訳ないんだけど >例えば「キャンセルするなら実名でやるべき」という主張が出て >ある程度の支持を得られているという事情は >「fj の原則だから実名を名乗る」 >ことの補強になるのです。  私がキャンセルをすることが匿名ゆえに批判されることも、 実名という原則があることが補強されることも、私から見て 別にマイナスなことではありません。  前者は許容しているデメリットですし、後者はむしろ私も それを支持する者です。  なお、このような事情が補強に使えるという発想はありま せんでした。言われてみればなるほどですね。 >片方を「歴史」をふまえて認定しておきながら >もう片方については「歴史」をふまえないというのは >そりゃあ恣意的です。 >……でも明示の決定は歴史なんか吹っ飛ばしますわな。 > >私の上の説明って実は正面突破ですよ。  いちおう確認ですが、「片方」が“過去の fj の実名原則” で、「もう片方」が“現在の fj の実名原則”ということで すね。  ここでの私の危惧は、改めて整理すると、“変化点が無い” を論拠にしている点にありました。“変化点の存在”を論証 すれば覆るから。が、現実的にはそれで構わないとして問題 なさそうです。  ちなみに、あんまり自信が無いから挙げませんでしたが、 変化点となりそうな候補は、こんなものです。  ・有料プロバイダが増え、大学や企業以外からの購読者が   増えた  ・匿名アカウントがポピュラーになった  ・2ちゃんねるという匿名掲示板がポピュラーになった  例えばこういった社会変化が、fj 購読層をして原則を放 棄させたと論証することが、技術的には可能なんじゃないか いなとか思っていたわけです。 # 2002末〜2003初頭のキャンセル提案時のエピソードで「補 # 強」ができるのだから、上記の3項目は時系列だけで却下 # できます。  まあ、私に論証できないくらいだから、馬鹿にはますます 無理でしょう。<3f44a71e.7675%m4649@eastmail.invalid> で□■□■□氏がその無能力ぶりを自ら証明していますし。 >> 正面きって言おうとすれば、例えば「原則」という言葉に >>「例外」の存在を暗黙に許す意味がある点に注目し、実名投稿 >>者が存在することで「原則実名である」と言うことは辞書的に >>はできます。が、この基準では下限が規定されないので、0で >>なければOKとなってしまい、例えば「原則」に沿う事例が >> 0.000001 % という状況でも「崩れていない」と言えてしまい >>ます。 > >それで問題ないんですよ。 >もともと事例数とか比率だけで決めているんじゃないんだから。  ふうむ。  要するに、「原則」という言葉の定義の問題ですか。  改めて考えると、「それなりに実態として機能する」とい う含みを、「原則」という言葉には私は感じていたのですが、 それはノイズだったということのようで。 -- 頼光 mailto:raikou@mug.biglobe.ne.jp 専門:宗教学、歴史学、社会学、情報工学