Naoya Kinjo wrote:
>この必要性はまさにあの"どうして人を殺してはいけないの?"というある少
> 年の問いに反映されているのです。
> 
> そして、この問いにきちんと答えるのは容易ではなかったりします。
ちょっと本題と外れてもしわけございません。「どうして人を殺してはいけない
の?」というのは本当はいけないという理由など何もないのでしょう。ただ、人
類の長い歴史において多くの殺人が行なわれ、自分の知人家族等が殺された時に
人間は痛みを感じ、報復に報復をよんで多くの人がこんな痛みを感じるなら殺人
はいけない事とにしようという同意から「いけない」とされたのだと思います。
そして、これはあくまで多くの人の同意であり、全ての人の同意ではない。とい
う事が問題点です。ですからいけないとしていても、法律で禁じていても殺人は
おこるのだと思います。
きんじょうさんも一緒に人間研究しませんか?どのような経済論でも幸福論で
も、政治論でもそれを生み出すのは人間です。人間の特性を知らずにただ理屈だ
けで論理を生み出しても世の中ではうまくいきません。
社会主義や共産主義は理論ではあるけど完全に人間の特性を無視してます。
人間の心はブラウン運動ににており、また、どういうものを良しとするかはその
人の生まれ育った環境が大きく作用します。特に閉じられて外の世界を知らない
人たちにとっては知ってる世界が唯一絶対なのです。
ある人がここで、北朝鮮の一般国民は金生日政権を指示したからそれなりの代償
があっても当然と書いていましたが、これはあまりに人間の特性というものをし
らなすぎます。自分が現在の北朝鮮に生まれて育ったとしても現在と同じ思考を
持てたでしょうか?子どもの時からある一定の情報だけ与えられてそれ以
外が与えられない状況で・・・。
どう思われますか?