しらいです。

In article <x74r0fk9rv.fsf@maiorica.uni.sony.co.jp>,
 <lum@uni.sony.co.jp> wrote:
>佐藤通敏です。

>Solaris8以降では
>
>/usr/bin/bash*
>/usr/bin/csh*
>/usr/bin/hash*
>/usr/bin/jsh*
>/usr/bin/ksh*
>/usr/bin/pfcsh*
>/usr/bin/pfksh*
>/usr/bin/pfsh*
>/usr/bin/remsh@
>/usr/bin/rksh*
>/usr/bin/rsh*
>/usr/bin/sh*
>/usr/bin/tcsh*
>/usr/bin/zsh*
>
>とよりどりみどり揃っていますのであえてインストールするまでもありません。

 多分 ls /usr/bin/*sh しただけなんしょうけど、どさくさに紛
れておかしなものまで含まれてしまってますね :-)

 まず csh と pfcsh、sh と jsh と pfsh、ksh と rksh と pfksh
はそれぞれ同じ実体のものです。ls -i で i node を比較してみて
下さい。
 このうち pf で始まる 3 つは、それぞれの shell を pfexec す
る機能を持つ代物で、shell としては元の shell と同じものと見
なすべきでしょう。詳細は pfexec(1) 参照。
 rksh も ksh と同じ実体を持ちますが、これは restricted ksh
のことで、cd など一部の機能が制限されています。別物とカウン
トする程の差異はないでしょうね。
 jsh は sh と同じ実体を持ちますが、これは job control shell
のことで、csh like な job control が可能になります。強いて別
物とするならこれくらいかな。

 remsh は rsh への synbolic link ですが、どっちも remote に
使う代物なので shell の一つとしてカウントするのはまずいでし
ょう。こんなの入れるなら ssh も入れてあげないと。
 そいでもって hash に至っては shell でもなんでもありません
ね。ksh の alias 用に作られた shell script ですが、機能詳細
は ksh(1) 参照のこと。

 ということで、実体として残るのは以下の 6 つだけになります
かね。

>/usr/bin/bash*
>/usr/bin/csh*
>/usr/bin/ksh*
>/usr/bin/sh*
>/usr/bin/tcsh*
>/usr/bin/zsh*

 結局そこいらの Linux に入ってる shell と大差ないように思い
ます。

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                                               しらい たかし