2003,8,12毎日WEB
   日本経団連:「2大政党制」の実現目指し献金 来年再開を検討
   日本経団連は11日、04年から始める加盟企業・団体の政治献金の再開
   で、自民党、民主党による2大政党制の実現を目指す方向で検討を始めた。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030812k0000m010131000c.html



《気が知れない経団連。》

経団連は『年金を税金で保証しろ』と言う運動をやっていますね。
そのため『消費税を18%まで引き上げろ』と主張しています。
自由主義の総本山であるべき経団連が『国の保障で幸せにしろ』と、まるでスターリ
ンか毛沢東のようなことを言っています。

それより何より、日本は国内市場の活性化なしには成立しません。
輸出は10%程度と国内市場こそが命の日本で、消費ペナルティの消費税を18%?
こんなに消費税を上げて行って消費を抑制しては企業は苦しくなりますね。
市場の活性化こそが命でしょう?

にもかかわらず、経団連は『消費税を18%にせよ』だって。

全く気が知れません。


《日本に二大政党は要らない。》

その上にこれです。

『2大政党にせよ』だって。
経団連のようにスターリンか毛沢東がやる政策を実現するなら2大政党が良いのか
も。
『国の保障で幸せにします』などとできもしないスローガンを掲げサービス合戦を始
めるからですね。
ヨーロッパがそうでした。
スエーデンなどサービス合戦で負担は限界まで上がっていますね。

世界の福祉国家は限界までの負担上昇を目指して到達レースをしているわけです。
これを促進し煽り立てるのが2大政党制でしょう。

2大政党だと、サービス合戦が熾烈になりますからね。
できもしない、『国の保障で安心できる福祉国家』と言う架空の社会主義ユートピア
を国民にさもできるように思わせ、国民意識に迎合しようとします。

だから2大政党など駄目なのです。
経団連の構想?
2大政党制を目指す?

気が知れません。



《日本に疑似ブレアー政権を許すな》

年金暮らししたいとは誰でも思います。
日本でも70%の国民がそう思っているのです。
ただ実現不可なだけですね。


『国の保障で安心したい。』
『子育てや親の世話などしたくないし一度しかない人生をエンジョウイしたい』
誰でも考えます。
日本でも『老後は国の保障で』と言う人が70%とか。
できれば良いが少子化ではできるはずもありません。

みんなで支える制度でありながら少子化でどうやって維持できるのですか?
支える人がゼロに向かって減って行くのにどうやって維持できるのですか?
一方で少子化解消ができた国は地球上にはまだありません。

つまり、国の保障で安心して暮らせる国は地球上にはないのです。
大きな政府は維持不可能なのです。

しかし、国民に自助を求める事は大変難しい。
『国は小遣いしか支給できません、苦しくなるががんばりましょう』といわなければ
いけないのです。
政治家がこう言って当選するのは難しい。
ついつい甘いことを言いたくなりますね。
マスコミがシッカリしないと、できもしない事でも国民はそっちに飛びつくのです。
(マスコミも苦しいことを主張すると新聞が売れない。政治家もマスコミも正しい主
張は難しい。)

民主党は既にサービス合戦を始めています。
『医療の3割負担を2割負担に戻します。』
『税金で年金生活を保障します。』
などなどできもしないサービス合戦を仕掛けている。

これではヨーロッパの2の舞です。
だから2大政党など駄目なのです。
日本には2大政党など必要ありません。
2大政党など『百害あって一利なし』です。
サービス合戦を熾烈にするだけです。

日本に、大きな政府で人気をとろうとする疑似ブレアー政権を決して許してはなりま
せん。
国民の英知がまさに問われるところです。

にもかかわらず?

日本の英知の大本山の経団連が?
二大政党を目指す?

気が知れません。