久野です。

  少し時間ができたので。

yas@is.tsukuba.ac.jpさん:
: それで、新城さんが前から主張されている「トランザクションを入れ
: る」というのを自分なりに少し考えてみました。新城さんと私では好み
: が違いますからカタチも違いますけど。

> この久野案との違いは、そんなにないです。

  それは楽しみ。

: ・1つのCFDは1つ以上の「選択単位」の集まり。

> 久野案の「選択単位」が、新城案だと「議案」になっています。

  それは用語の違いだから。「議案」にしておきましょう。

: ・CFDはCFXにより最大1個の「選択単位」を採用する。採用された選択
:   単位の中身が実行される。

> 新城案だと、nested transaction の技術を使って「議案」のグルー
> プかが行われます。CFD は、期間を決めるためだけのものなので、
> 1つの「議案」/「選択単位」だけでなくて複数の「議案」/「選
> 択単位」が成立する可能性がありすま。

  えーと。これも多分同じです。もしかしたら私の「選択単位」は新城
さんの「議案のグループ」なんだと思います。

  それで、複数のグループが同時に成立することはあるのないの? まあ
後を読めばいいんですけど。

: ・選択単位の追加は「管理人が認定」し、なおかつ「提案者が受諾」す
:  れば行える。
: ・管理人は追加を提案されている選択単位が当該CFDに加えるのにふさ
:  わしいものであるかどうかをチェックする(無関係なものは入れられ
:   ない)。

> 新城案だと、CFD には提案者は居なくなります。個々の「議案/選
> 択単位」に提案者が付きます。CFD は、関連した「議案/選択単位」
> が自己組織化したようなものです。最終的な認定は、管理人がやり
> ます。これは、今のCFDの同一性の判定と同じ仕事です。

  これは好みが別れるところですが、私は譲歩可能、つまり個々の議案
に提案者がつくんでもいいです。

: ・提案者は追加を受諾するか、選択単位追加提案者に提案者をゆずるか
:   どちらかを選べる。
: ・選択単位追加提案者は提案者をゆずられた時引き受けるか、追加をあ
:   きらめるかどちらかを選ぶ。

> ではいきます。複雑に見えるかもしれませんが、1つの「議案」は、
> 最終的に成立するか不成立になるかしかないので、それが追えれば
> どうということはありません。

  はいはい。

> 「議案」は、提案者と内容によって識別される。同一内容の「議案」を複数の
> 人が前後して提出しても、それぞれ有効な2つの「議案」と見なす。提案者の
> 交替は、認めない。

なんか番号を割り振るといいと思いませんか。

> 「議案」には、次のような種類がある。
>     (1) 新しいニュースグループの作成
>     (2) 既存のニュースグループの削除
>     (3) 既存のニュースグループの、憲章案、状態
>         (moderated/unmoderated)の変更
> 
> 提案者は、「案件」を取り下げることができる。

これは「議案」の間違いじゃないの?

> 「議案」は、成立するか、不成立が確定することにより消滅する。「議案」が
> 成立した場合、それに基づきニュースグループの一覧表が書き換えられる。
> 
> [解説: このレベルで改名はない。改名は、依存した2つの「議案」を表すマ
> クロとて扱う。]

  それは賛成です。

> ある「議案」と別の「議案」は、次のいずれかの関係を持つ。
>     (1) 独立
>     (2) 依存
>     (3) 対立

  はいはい。

> 提案者は、既に審議中の「議案」、または、CFD と、これから提出する「議案」
> の関係をヒントとして述べる。最終的に「議案」と「議案」の関係、および、
> 「議案」とCFDの関係は、管理人が決定する。

  ううううむ。その決定に対する異義は認めないとしていいの?

> 議論の進行で別によい代案が得られた時には、別の「議案」として提出する。
> この場合、元の「議案」は取り下げてることにより不成立を確定させるか、ま
> たは、新しい「議案」と互いに対立する「議案」として残す。

  すごい勢いで番号が消費されそうだけど了解です。

> CFD期間は、属している「議案」が全て成立した場合に終了する。管理人は、
> あるCFDに属している「議案」がなくなった時には、CFD期間を終了させること
> ができる。

  なるほどね、成立とは何かですが。

> **1.3「議案」成立と不成立確定の条件
> 
> 「議案」は、次のいずれかの時に成立する。
>     (1) CFA が成立した時
>     (2) CVF/CFS が成立した時

  CFRなくすんですね、OKです。

> 「議案」は、次のいずれかの場合に不成立が確定する。
>     (1) 提案者が取り下げた時
>     (2) 依存している「議案」が不成立になった時
>     (3) 対立している「議案」が成立した時
>     (4) CFD期間が終了した時

  依存/対立有無の管理人認定でもめそうかなあ。もっと機械的に決め
たらいいような気がしないでもない。まあ先に行きましょう。

> [解説: 時間切れで管理人による CFA/CFV/CFS/CFR の選択は、できない。自動
> 的に不成立になる。]

  それは他の部分の設計とは独立ですね? fj参加者の皆様の考え次第と
思っています。

> 独立した「議案」は、できるだけ同時に審議する。

  ??? 意味不明です。独立したって、まったく無関係なのも?

> 管理人は、依存した「議案」や対立した「議案」の審議を1つの CFD の中で
> 同時に行うことができる。

  それはいいですが。

> 管理人は、ニュースグループの一覧表に矛盾が生じるような「議案」を別の 
> CFD に変更することができる。管理人は、「議案」の審議の順番を分かりやす
> いように入れ替えることができる。

  うーん。これも管理人の権限拡大なのね。あと、順番が分かりません。
どっかに順番が問題になることが出て来るんですか。

> 対立した「議案」に関して CFA/CFV/CFS が行われる時には、できるだけ期間
> を同じにする。この時、最も指示の数(yesの数)が多いものが成立する。形式
> としては、選択的投票(1通の投票用紙で複数の中から選択する)が望ましい。

  確かに私と新城さんの案に本質的な対立はないです。ただ、「議案の
グループ化」「議案のCFDへの所属/転属」に関して管理人の裁定事項が
増えているのでそれで容れられるかどうかというのが心配です。

  その点をいくらか手直しする(と自分で思う)案を出します。

・CFDは1つ以上の選択単位を含み、選択単位は1つ以上の議案を含む。
・提案者は議案を提出する際、所属CFDを明示する。管理人が採否を判断。
・選択単位は議案の(排他的でない)集合であり、fjでの議論に基づき管
  理人が指定する。
・どの選択単位にも含まれない議案もあってよい(提案者が逃げたり撤
  回した場合)。
・選択単位のうち最大1つだけが成立(その時それに含まれる議案も成立
  する)。
・選択単位をFIXした後、CFAかCFVかCFSを行う。CFAは選択単位の数が1
  つの時のみ使用可能。
・CFA/CFV/CFS管理者はfjでの議論に基づき管理人が指定する。

                 これくらいでどうでしょう?                  久野