竹中大臣に期待。
2003,7,27朝日
「経済は沸点にさしかかる」 竹中氏、景気回復に自信
「第一の沸点、臨界点にさしかかった可能性がある」と指摘し、
構造改革による景気回復に自信を示した。
http://www.asahi.com/business/update/0727/005.html
《竹中大臣に期待する。》
弱いところがつぶれた不景気の後には一時的な好景気にはなる。
小泉改革の当初の予想に大体そったものになっている。
ただし、長期視点で見てみると、日本の人口は今世紀末には半減すると言う予測です
ね。
日本企業の生命線である国内市場が半減するわけです。
これで本格的に景気回復するはずもないことでしょう。
そのうえ、負担の増加で、国民を苦しめる。
国民が苦しくなると言うことは企業も国も苦しくなると言うことですね。
こんな長期見通しでは好景気など長続きするはずもなくすぐ不景気になりますね。
だらだらと慢性不況状態が続くわけです。
竹中大臣は『第一の沸点』とおっしゃっている。
第二の沸点もとうぜん視野に入れておられるわけだ。
非常に期待できる。
《公的市場の民間開放を急げ》
第二の沸点は社会保障改革で得られる。
人口、減少に歯止めを掛けることのできる、社会保障改革を強力に実施して行こうと
なさっているはずだ。
”社会”保障で国が家族の代わりを完璧にしようとしている。
従来の家族保障を社会化したものだ。
社会主義の考え方だ。
これを、国が直接手をだし保障するのではなく、家族を介しての保障に改めるべき
だ。
これにより、人口減少に歯止めがかかる。
既にアメリカに例がある。
社会保障分野の改革開放、自由化規制緩和、公的市場の民間開放が必要だ。
208兆円にもなると言う福祉分野の公的市場を官僚統制で運営してどうするのか。
早く自由化し新規企業を生みだし成長軌道に乗せ、市場規模を拡大してくべきだ。
こうして第二の沸点が得られた時。
日本は本格的に景気回復し力強く立ち直る。
改革モデルを世界に示し世界に貢献できるだろう。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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