"AKINORI SHOJI" <akinori@yd6.so-net.ne.jp> wrote in message news:behf4u$6sr$1@news01dg.so-net.ne.jp...
> 塩基3つで1つのアミノ酸を表現するということは、
> 3塩基=コンピュータで言うところの1バイト(1文字)のようなものですね。
> 
> これが何文字あると生命が表現できるのでしょうか。
> あるいは、何文字連なるとただのたんぱく質が
> はじめて生物と呼べるようになるのでしょう。
> 地球上でもっとも小さい生物のDNAって何塩基ぐらいあるのでしょう。

それを決めるには「生命とは何か?」を曖昧さなしに定義できないと
ダメでしょうね。仮に何らかの生命なるものの定義が存在したとするなら
それを満たす最小の生物が存在するはずです。それは恐らくアミノ酸で
構成されているんでしょう。

仮にそれが、最小生命、あるいは、基本生命なるものであればそこから
1つの構成要素を抜いただけでも生命の機能は停止するというもので
なくてはなりません。


> 原始大気に雷を発生させるとアミノ酸ができるように、
> アミノ酸がいろいろ結合しあって、
> たんぱく質ができて、A,T,G,Cができて、
> それが2重螺旋を形成して.....
> というのも自然に行われるのでしょうか。
> たとえば、A,T,G,Cを混ぜ合わせたスープを作ると
> 自然にその中に2重螺旋の前駆状態のようなものができるとか。

無秩序から秩序を構成するには何らかの対称性が破れる必要が
あるんじゃないでしょうか?例えば、光学異性体のうち片方だけが
生き残るとか。これがもし、同数の光学異性体しかなかったら
生命なんて誕生していなかったと思います。

A,T,G,Cを混ぜ合わせたスープだけだと生命は誕生しないと
思います。ゆらぎと非平衡が起こらないとダメでしょう。