飯塚(東京都)です。


 コンフェ、コロンビア戦の感想です。
 改行します。















 さて敗れました。
 メンバーを変えず我慢の展開でしたが、疲れた坪井が連発するミスの
1つが点につながり敗戦です。
 点を取られてから全く得点の予感が消えてしまったのが、今のこのチ
ーム限界ですね。
 結果、予選敗退。1勝2敗という結果が残りました。
 予選敗退とはいえ、フランス戦で頑張ったので解任騒動にはならない
と思いますが、1勝2敗というのはやはりかなり不味い結果だろうと思い
ます。

 またケガの中村の代わりに小笠原が入ってました。光るものが見えた
とはいえ、中村に比べて明らかに目立たない。
 やっぱり無表情に淡々とサッカーをしても、覇気が足らないようにしか
見えませね。
 ジーコの選手交代で、永井、松井が入りましたが、全然ペースが改善
されませんでした。采配能力は疑問視されて当然の結果です。
 とにかく選手は疲れてて、後半はガクッと運動量が落ちて、2、3人選
手交代してなんとかなるレベルを超えてました。
 いくらなんでも、同じメンバーで戦うのは無理があったと言えるでしょう。

 実は友人がキリンカップのパラグアイ戦を見た後に、「ひょっとしたら
変わるかも」と話してました。
 その原因が宮元の存在です。私が見たアルゼンチン戦などでは、中
田が山ほど指示を出していましたが、笛吹けど踊らずという雰囲気でした。
 それが宮本が入ったせいで、前を中田、後ろを宮本というふうに、司
令塔が2枚になったそうなんですね。
 なんにもしてくれないジーコに対して、中田と宮本の2人がチームを引
っ張っている様子がありありで、「これから変わるかも」という評価になっ
たそうです。
 結果がフランス戦の善戦に反映されましたが、やはりまだ劣勢を跳ね
返すような攻撃の形を作るまでには至らないというのが、コロンビア戦の
結果だったと思います。

 とにかく文字通り「試合の中でチームを作っていく」しかない代表の中で、
宮本と中田という指示だしメンバーが、これからどうチームを熟成してい
くか、興味深く見守りたいと思います。

 しかしこの場合、ジーコの評価はどうなんでしょうね? なんにもしない
ことを「した」と評価できるのかどうか・・・。

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 東京都 飯塚顕充
 iizuka@comp.metro-u.ac.jp