《参議院選挙の成果が見えない。》

新聞は成果を挙げろとせっついている。
『社会保障の全体像を示せ』
『理念を語れ』
『負担増の先の結果を語れ』
などなど、目先の数字合わせだけではなく、全体の姿を示せと主張する。

しかし、

これとて隔靴掻痒。
靴の上からかゆいところを掻いたほどの効果もないようだ。

ズバッと本質を突く論調がほしいものだ。

『官僚統制の限界を掘り下げ、年金だけでは無理、家族の役割は必要。』
との結論がほしい。
脱社会主義を明確にした論調がほしい。

オピニオンリーダーの新聞がしっかり方向を示してこそ政治家も声を高くできる。

これなくして参議院選挙の成果はみえない。
日本の将来に自由化の明るさをハッキリと示すことでこそ成果が得られるのだ。