厚労省の机上の空論2
 
『プライマリーバランスもとりやがて借金の発生する状態にしなくする?』
歴史を見てみると、いかにこの主張が机上の空論か分かります。
平成2年には借金発生ゼロ状態になったのです。

その後不況になり、前にも増して巨額の借金が発生する状態になっています。
負担が上がっただけ市場の活力が落ち、その分大きな借金で市場を煽らない限り景気が回復しなくなったことも大きな原因のひとつです。

将来もっと負担が上がり、市場の活力がさらに落ちている状態で不況になれば、『もっと多額の借金が必要になる』ことは分かりきったことでしょう。
現在、借金は以前に増して巨額に積みあがっています。
近い将来、負担が上がれば上がるほど、つみあがる借金は巨額になっていくことは容易に想像できます。

厚労省が負担を挙げれば挙げるだけ借金もそれに倍する金額でつみあがります。
当たり前ではありませんか。
ヨーロッパは謝金をためていない?

この点日本は輸出大国だった通貨統合前のヨーロッパと違います。

輸出大国だった通貨統合以前のヨーロッパをまねなどできません。

厚労省は無理して保障を先行し700兆円の借金を発生させ、さらにヨーロッパの『輸出大国並みに負担を挙げる』という暴挙をしようとしています。
これで借金が発生しないと思うほうがどうかしています。

厚労省の主張など机上の空論です。