《読売、よく考えろ!負担をあげて『何をどう保障しろ』というのか?年金改革。》


読売は社説で、またまた『負担をあげろ』『政府は『負担を挙げる』と言わないからいけない』
などと主張しています。

読売はいったい『年金をどうせよ』というのだろうか?
『すべての老人を国が保護せよという?』
『すべての老親を貯金なしで安心して老後が暮らせるようしろ』
という?
ならば、日本にはできもしない芸当だ。
産油国と同じことができないのと一緒で、日本にはドイツやスエーデンのまねはできない。

日本はドイツやスエーデンとは国情が違うのだ。
これらの国は輸出大国だ。
日本は国内市場の活力なくして国は成り立たない。
つまり、重負担にはできないのだ。

重負担にできないのなら、『すべての老親を貯金なしで安心して老後が暮らせるようしろ』
と叫んでも無理な叫びでしかない。
『官僚統制で保障は提供できない』のだ。
この点、民主党案も同じことだ。

保障の提供などできもしないのに、『負担を挙げ対応する』のでは全く暴挙だ。
保証もないのに景気を悪くしてどうするのか?
みんな困るじゃないか。
にもかかわらず、『負担をあげろあげろ』と主張する読売。

よく考えろ。

負担をあげていったい『何をどう保証しろ』というのだ?




《しっかりしてくれ、自由主義の旗頭。読売新聞!》

読売は
『しっかりとした、頼りになる金額をすべての国民に支給しろ』
と主張する?
『現在の計画では年金は平均20万程度だが底上げを図れ』とでも言うのか?

いずれにせよ、これくらいの金額では『国の保証はない』ということだ。
『多くの国民は貯蓄が必要だ』ということに他ならない。
『貯蓄が必須』となるわけだ。

よろしいか読売新聞。自由主義の旗頭。

そのような時、負担を挙げてどうするのですか?
ヨーロッパの例を見るまでもなく、負担が上がれば失業率は上がる。
『貯蓄どころか、仕事さえない状態』になるじゃないか。

官僚が多く支給しようとすればするほど消費税も挙げざるを得なくなる。
『景気の悪化原因が大きくなる』ということだ。
今でも給料は下がり、現在でも失業は多いのにもっと悪化する。
若者や中高年に仕事はない。
ましてや60前後で仕事場を追われた団塊の世代に仕事はない。

これでどうやって貯金するのだ?
生活するのだ?

負担を挙げて年金を2万3万多くしたところで同じことだ。
貯蓄が必要なことには変わりない。
官僚が保障できないことには変わりないのだ。
富裕層しか年金暮らしできない差別制度には変わりない。



よろしいか読売新聞。自由主義の旗頭。

『多くの国民は貯金が必要なんだから、負担を下げて貯蓄しやすいようにしてほしい。』
『仕事が必要なんだから、うんと負担を下げ景気を良くしてほしい。』
『負担を下げて景気を良くしてくれ』
団塊の世代はもうすぐ退職するのだぞ?

負担が軽く景気がよければ仕事も見つかる。
仕事があれば公的年金の金額など少々少なくとも何とかなるではないか。(高額年金を思い切って下げろ。)
景気がよければ給料も良く、貯蓄も多くできる。

読売。自由主義者なんだろう?

何で『官僚統制を強化しろ』と主張するのか?
『国鉄や電電は官僚統制できないが厚労省は官僚統制できる』というつもり?

しっかりしてくれ、自由主義の旗頭。読売新聞!