こん○○わ、PARALLAXです。それでは「LAST−EXILE」の
感想なぞを。なおネタバレだらけですので、まだ御覧になっていら
っしゃらない方、またはDVDが出るまで封印しようと決意されて
いる方は、これ以降は読まれない事をお勧めします。


■ 「LAST-EXILE」 第09話 「Caliculate Alex」

◆ネタバレにならない程度の感想:5段階評価で4− 前回は3・

 ストーリーが本筋に帰ってきた御祝儀相場、と言う事で。(^^ゞ

26 【改行埋め 他番組感想 「ガンパレード・マーチ」】
25
24 えー、某氏よりお薦めのありました当該作品の第1話が漸く
23 Kidsで見られました。ゲームの設定およびキャラクター配置
22 は公式Webや私設ファンサイトなどから見知っていたのです
21 が、なるほど本作品は大分とシリアスかつ緊張した雰囲気で
20 進むようですね。転校生が舞だったのが意外でした。 で、
19 こんな「ひりつく戦場の雰囲気の中でガキどもが互いに切磋
18 琢磨しあいながら成長してゆく、人死にゴロゴロの凄惨な」
17 話が好きな方なら、以下のライトノベルなどは結構お薦めで
16 はないかなぁと思えてきました。
15
14 「E.G.コンバット」秋山瑞人 電撃文庫 2冊続刊 未完結
13   デストロイの季節、まぁだぁ〜〜〜〜〜〜〜あ?
12 「ランブルフィッシュ」三雲岳斗 角川スニーカー文庫
11   4冊続刊 未完結 でも4巻以降は理屈先行で、微妙
10
 9 第09話 「Caliculate Alex」    2003.06.03 放映
 8 第08話 「Takeback」       2003.05.27 放映
 7 第07話 「Interesting Claus」   2003.05.20 放映
 6 第06話 「Arbiter attack」    2003.05.13 放映
 5 第05話 「Positional play」    2003.05.06 放映
 4 第04話 「Zugzwang」       2003.04.29 放映
 3 第03話 「Transpose」       2003.04.22 放映
 2 第02話 「Luft Vanship」     2003.04.15 放映
 1 第01話 「First Move」      2003.04.08 放映

◆アヴァンタイトル

広大な敷地へ満々と「綺麗な水」を湛え流す広大な屋敷の中では、
椅子を揺らし一人「切っ先」を見つめる杖の老人が。一言、呟きま
す。「・・・愚か者が。」

: つまり、何処ぞの「田舎貴族」とは桁違いの財力と権力を握る者
: であろうかと思われます。マドセイン侯であっても湧き水の噴水
: 程度だったのが、堀どころか湖と見まがう程に広大なエリアへ滝
: にして「綺麗な水」を流せ込める者なのですから。

: あ、ちなみに公式Webによればマドセインさんちも侯爵だそうです。
: ごめんなさいマドセイン侯。これまで「公」呼ばわりしてました。

: 見つめていたのは、前回アレックスが撃ち落した「切っ先」であ
: ろうかと思われます。飯塚さんからも「どうせ形見とするなら刀
: 本体の方が」なる御指摘が上がっておりますし私もそう思えます
: が、矢張り「テーブルの上に乗るプレートで供せられる形見」と
: して、切っ先限定だったのではないかとも思えてきました。

: で、これを見つめて「愚か者」と言う事は、やっぱしゴライアス
: は派手に沈んで生存者無しだったんでしょうなぁ。


◆サブタイトル 「Caliculate Alex」

公式Webによれば「『計算する、もくろむ』と言う意味で、チェス
では『先読みをした手を打つ事』を指す。ここでは、アレックスが
色々と何かの布石を打っているのでは、と言う事。」とあります。

: つまり後のシーンで副長がクラウスを煽てたりタチアナが作戦と
: 呼ばわっているのが、この布石と言う訳ですか。副長のそれは成
: 功している様ですけれど、タチアナは、どうなるかなぁ?


◆只今復元中@シルヴァーナ格納庫

約1ヶ月前(爆)に大破した自分達のヴァンシップを修理中のクラウ
スとラヴィ。と、其処を手伝おうとするモラン。が、機械に強い自
分の技量を自慢してしまったのが運の尽き。これを聞きつけた整備
士軍団から拉致され(笑)、パンツまでひんむかれて検査されまして、
晴れてゲイルから「甲種合格」判定が下ります。イーサンが「これ
で漸く後輩が」と喜ぶくらい(笑)。助けて欲しかったラヴィからも
「これで漸く仕事が決まったね」と無邪気に喜ばれる始末。情けな
いやら恥ずかしいやら、ゴドウィンから「嬉しかったら笑え!」と
言われ、もう笑うしかないモランでした

: 初見では「へぇ、流石に生還章を集めまくった奴だけの事は有り
: 機械にも強いんだな」と思ったのですが、後のシーンを見てから
: は「要するにハッタリかましてラヴィをナンパしてたんだな」と
: 印象が変わりました。モランの株、今回で大暴落ですかな(笑)。

: 裸に剥かれて「甲種合格」を言い渡された課程がピンと来ない方
: へ。下記のWebなどに実体験あふれて詳しく書かれていました。
: http://www.sutv.zaq.ne.jp/eyeland/kokumin/14shinobunkanew.htm
: うーむ。非道な時代とは、自国民に対しても刃を向けるのですな。


◆8耐エントリ@副長から

「ヴァンシップ乗りなら知らぬ者は無く憧れない者も皆無」である
ホライゾンケイヴの8時間耐久レース。これへのエントリーを副長
から勧められ、素直に喜ぶクラウスとラヴィ。特にクラウスは「シ
ルヴァーナでは、ヴァンシップに乗ることは戦う事だから」と諦め
ていた真情を語りますが、それへ副長は「この世界を救う鍵はヴァ
ンシップにある」と返します。これを訝しげに聞くしかない、クラ
ウスとラヴィでした。

: 「○○○乗りなら(以下同文)の8時間耐久レース」!とくれば、
: もう心は風に乗って三重県鈴鹿市の某サーキットへ飛び「暑い!」
: 「五月蝿い!」「ド渋滞!」なるお祭り(爆)が思い出されてしま
: うのですが、そーかこの世界にも同じイベントがあったのね。(違)

: とまぁ同様に喜んでいるクラウスとラヴィですが、要するにこれ
: はタチアナ達が行なう「勝敗と無関係の作戦」をカモフラージュ
: する為の別働隊として出させてもらえるだけなんでしょうなぁ。
: そこを告げずに「笑顔で」オススメするだけの副長は、やっぱり
: 「あの」艦長の下で艦を動かすだけの事ぁある、と思えました。

: 副長曰く「ヴァンシップが世界を救う」とは、つまり「ギルドの
: 手=技術から束縛されない、空を駆ける者」への期待かと思われ
: ますが、果たして小型機に留まるヴァンシップがギルド謹製の大
: 型艦を駆動する機関を凌駕する事が出来るかどうか。あ、だから
: 本作品では「大艦巨砲時代の、航空機による終焉」を描いている
: 訳か? と、初見では思いきや・・・


◆会場エントリー@ホライゾンケイヴ

大型ヴァスシップ(違)でホライゾンケイヴへと向かうシルヴァーナ
一行。一方、此方ケイヴの支配人(?)がアバンタイトルでご登場の
ノウルズ侯爵へこれを御報告。「役者が揃った」と候は御満悦。さ
て一方のシルヴァーナクルー。巨大な砂時計(8時間計?)へ「開い
た口が、開いたままー」なオ子様3名でした。

: 大型バス並みのヴァンシップなんて、あったのね(^^;)。ならば
: ジャンボジェットまで一直線、あとはラピュタの発展をなぞり。(違)

: 立つアレックスへ「御任せください」と誰ぞの声が聞こえますが、
: 公式Webによれば「キャンベル:シルヴァーナの航海長で、アレッ
: クス、ソフィアに次ぐNo.3。階級は中佐で、豊富な実戦経験を持
: つ。今回の様にアレックス、ソフィアが不在の時は、指揮を代行
: する。」だ、そうです。うーむ、またキャラが増えた。(^^;)

: シルヴァーナから旅立つクラウス。「今は、レースの事だけを考
: えよう」と決めますが、これはつまり「なんか胡散臭げなエント
: リー依頼」へ気付いているのかな?と思えました。

: で、到着するホライゾンケイヴ。あのー、この岩山って、浮いて
: ますよねぇ(^^;)。 何となくルネ・マグリットの有名な絵を思い
: 浮かべてしまいました。

: 侯爵が言う「これで役者が揃った」とは、つまり侯爵自らがシル
: ヴァーナへ復讐する為に今回の場を整えたと言う事かな?と思え
: ました。するとあの「エグザイル」を出品したのは侯爵かな?と
: 考えてしまいましたが、「エグザイル」の噂を聞いたのは決闘が
: 行なわれる前でしたね。(^^ゞ


◆オフィシャル@八耐会場

機体抽選から始まるレース。「可愛らしいヴァンシップ乗り」こと
アルが引いた金色の弾で選ばれたのは、見事にボロボロな銀色の機
体。勇んで整備に掛かるゴドウィン以下のクラウス・ラヴィ。これ
へ感心するゲイル。「俺がチェックしだだけの事はある」へ、つい
ひいてしまうコスタビでした。一方、機体が期待外れだったらしい
タチアナチーム。が、コスタビ・イーサンはモランも連れてこれを
励まします。が、タチアナはこれへ無言で立ち去り、かろうじて挨
拶を返したのはアリスティアだけ。尤もモランはメゲちゃあいませ
んでした。

: このレース。今回で第222回目だとか。1年1回じゃ無いのか。

: 機体の抽選結果に一喜一憂する参加者。なんとなく、モーターの
: 抽選を待つ競艇選手の様子に見えてしまいました。クラウスたち
: が引いた機体は、果たして超抜であったや否や?(違)

: 初っ端で引いた参加者は「ガドガ」組で「青の6番」とか。一発
: で「こりゃー負けるわ。途中で落っことし竜頭蛇尾だ。」と思っ
: てしまったのは、果たして正しい印象でしょうか?(笑)

: アルがちょこまかと表情豊かに動いているシーンには「やっぱり
: これでなくっちゃ」と思い・・・果たして自分はこの作品を正し
: い視点で眺めているのかどうか、自信がなくなりました。(^^ゞ

: ゲイルが入れ、コスタビがひいちゃった「チェック」ってなにー!(笑)

: タチアナへ無視されながらも「みんな可愛いっすねー」とかヌカ
: し、アリスへチェック入れるモラン。流石にイーサンが呆れ果て
: ていますが、それはモニターの此方側でも同じ事でした。(笑)


◆当方、悪巧み中@艦長&副長

何やら胡散臭い打ち合わせ中の艦長と副長。其処へ「素人とは飛べ
ない」と突っかかるタチアナですが、艦長からあっさりスルーされ
てしまい一言も無し。後の八つ当たりを考えて震え上がる整備班と、
これで槍玉に上がり落ち込むラヴィを励ますクラウスでした。アル
が一言「あのひと、なんで何時も怒ってるの?」

: 「闇に目を慣らしておいて下さい。零時、丁度です。」なる副長
: の弁。つまり「零時に会場の配電を落とし真っ暗になった処で壇
: 上の競売物をかっぱらい、ついでに艦長も会場から脱出。」と見
: ました。…はて?そうすると「零時丁度に終わるレース」で見事
: 優勝果たしても、その場でとっとと逃げ出さなきゃならないシル
: ヴァーナご一行はお立ち台に昇れない?と言う訳でクラウスはま
: たポイントが稼げずに終わるようですなぁ(笑)。

: 第5回で見せた冷静沈着振りは何処へやら?なタチアナ隊長です。
: どうも第5&6回を考えるとキャラクターの性格に整合性が取れ
: ない気がしてきました。某巨大掲示板ではこの2回を「黒歴史」
: と認定するよう(笑)ですが、私もそれに賛同したくなってきて。
: と思いきや、公式Webにはこんな発表が。「歓迎会:シルヴァー
: ナ整備士達が新入りに対して行う行事。何のことは無い、只の袋
: 叩きである。」あのなぁ。(^^;)

: 「あーんなに可愛いのに」とモランがタチアナへ驚いていますが、
: これへ「人を見かけで判断しちゃ駄目っすよ」と諌めるコスタビ
: が指し示したのはイーサン。おまー、今アリスティアを隠し芸で
: ビビらせておいてどーするよ。(笑)

: アルが何気なく語っていますが、確かに第8回以降のタチアナは
: 怒りっ放しですな。尤もそれがアルの眼前で行なわれたのは無い
: 筈なんですが、まぁ「モニターに映っていない所でもカリカリ」
: しているんでしょう。おつきさま、かな?(爆)


◆整備、完了!@クラウス・ラヴィチーム

めげずに機体へ取り組むラヴィ。クラウスも懸命。アルもお手伝い。
そして見事に完成した、フレームまでイッちゃってるらしいヴァン
シップ。ゴドウィンったら感涙。巻き添え食らったゲイルが哀れ。(笑)
エンジンも順調にアイドルアップしており、クラウスもすっかり浮
かれております。自分たちに自信がついてきた事を噛みしめるクラ
ウスとラヴィ。そんな彼らを尻目に飛び立つタチアナとアリス。タ
チアナはまだ、エラく不機嫌そうなままです。順調?に飛び立つク
ラウス機を見送る、ゴドウィンとゲイルとアル、そして副長。ラヴィ
を語る副長へ「彼女は最高のメカニックになる」と保証する整備班
2名でした。そんな事とは露知らず、自分の父へ「ホライゾンケイ
ヴを飛んでいる」自分を誇り高く思うラヴィ。これを転んでもめげ
ずに応援する、ぬいぐるみを掲げたアルがいました。

: おぃおぃ、八耐なら「涙は花火までとっておけ!」だろう?(違)

: もうすっかり整備班と遺恨も無く馴染んじゃってるクラウスたち
: です。やっぱり「歓迎会」されたのが理解できたんでしょうか?

: 「これでまた、グランドストリームに一歩近づけたかな?」と喜ぶ
: ラヴィ。初見では素直に彼女へ同調できたのですが、後のゴドウィ
: ンと副長の会話を聞いたあとでは此処の彼女がひたすら哀れに思え
: てきました。(;_;)

: 「けじめを付けに行った」と称され「最高のメカニック」が保証
: されたラヴィ。つまりラヴィがクラウスの後席から降りる辞令が
: シルヴァーナから出、ラヴィのナビを眺められるのは今回+次回?
: どまりと言う事でしょうか。こう考えると、次回予告のクラウス
: の発言には複雑な感があります。

: 自分を誇らしげに瞼の父へ語るラヴィ。どうも…「花道」が用意
: されてしまったかなぁ?と、勝手にカウントダウンへ入りました。


◆ナレーション@アイキャッチ

本日のアイキャッチはゴドウィンとゲイルでしたかな?

: Bパートの方は自信なし。ゴドウィン2パターンかな?とも思え
: ましたが、ゴドウィンだけ特別扱いも無かろうと思えまして。


◆悪巧み、続行中@タチアナチーム

極秘重要任務こと「おまえはこの上に座って動くな」を先輩2名か
ら命じられたモラン。当然訝しみますが、これも隊長の為と言われ
「御任せされましょう!」と意気込みます(笑)。その単純さに大笑
い、和んでしまうタチアナチーム整備班の3名でした。一方、此方
も悪巧み中(?)の副長以下タチアナチーム。時計合わせをした後、
タチアナはアリスへ「この作戦に必要なのは正確さのみ」と言いま
すが、アリスは頭に血が上ったままのタチアナが心配な御様子。

: 扱い易い、良い後輩が出来て良かったねぇイーサン(笑)。

: にしても、この「謎の箱」。つまり「余計な部外者に覗かれると
: 拙い」代物が詰まっている、と見ました。午前0時になれば何が
: 入っているのか判るのでしょう。尤もその時、モランが生きてい
: る保証は無いのかもしれませんが。(笑)

: 1クリックで4針がくるくるっと回り、計時開始されるナビタイ
: マー。こーんな高級精密時計があるんかい!と思いましたが、
: よく考えたら「艦載機械式弾道計算機」がある世界でした。(^^;)
: さすが、パイロットなら持つべき腕時計であります。…欲しい。

: タチアナを見送るアリスの不安げな様子の心根は私が勝手に妄想
: したものですが、あながち外れちゃいなかろうと思ってます。実
: 際、後のタチアナはとても使い物になる物じゃありませんでした
: し。長い付き合いのアリスだから、このタチアナには不安を感じ
: たのだろうと思えました。

: にしても、ここの副長以下3名。傍らにはきっちり此方を眺める
: アルがいたのに、堂々と悪巧みをしてるんですな(笑)。まぁ副長
: が艦長に「私がアルの傍に着きます」と語った手前だと思い。


◆登場!(笑)@へんたいぎるど(爆)

華麗にカレイドスターし(爆)ながら登場したのはディーオ様。(笑)
いきなりクラウスに抱きつき電波発言。流石に逃げ出すクラウスを
追い掛け…ようとしてラヴィに突っかかられますが、ルシオラに諌
められ漸く自分を明かします。「ばーん!」で気付いたラヴィとク
ラウス、それを聞き「ギルドだぁ!?」と排撃に向かうゴドウィンと
ゲイル。が、異様に身軽なギルド2名は軽々と空中に駐機させてい
る自分達のヴァンシップへ逃げ出します。アルは渡さない!といき
まくクラウスですが、ディーオ様の目的はあくまでインメルマンこ
とクラウスでした。で、自分が全然眼中に無い事にまたヒートアッ
プしてしまう、タチアナ隊長もいるのでした。そんなこんなで引っ
掻き回すだけ引っ掻き回し、自分達のピットへ戻るディーオ様。ル
シオラはデルフィーネ様の御不興が気がかりですが、姉を見くびる
ディーオ様は全然気にしていない様子です。

: ゲイルが聞く「おしりあい?」に首を振るクラウス。で、私の脳
: 内ではこの発言が妙な漢字に変換されてしまいました(爆)。ヤだ
: なぁ、幾ら豪勢な本作品と言えど「801」は嫌だなぁ。(^^;)

: 相変わらずラヴィの表情が、実に判りやすくあります。(笑)

: 「ボクが○○と言ったら、ずっと○○だ」とはディーオ様の発言
: ですが、これを聞いて「やっぱりこいつはイヂメっ子だ」と確信
: しました。勝手に仇名を付けてこれを強要するのは、ともちゃん
: 然り太志然り。他にもわんさか居た様な。

: 「普通、負けた時じゃないの?」と冷静にディーオ様へ突っ込む
: ラヴィ。こんなのへツッコめるのは、まぁ彼女だけですな(笑)。

: ピットでの発言からすると、矢張りデルフィーネ姉様はオークション
: 会場へ来ているようですね。私の誤解でした、すみません>飯塚さん。

: で、初登場のデルフィーネ姉様。ディーオ様の発言からすると随
: 分扱い易い人物のようですが、果たして一筋縄でいく人物や否や?
: 誰がアテるか?で判断しようもあるのですが。(爆)


◆Start your engine!@八耐スタート

「XXX」から始まるカウントダウン。高まるエンジン音と緊張。
唸る機体。押さえるクルー。不安と期待を込めて見守る観客。そし
て点る赤ランプ(違)。一斉に飛び立つヴァンシップ!…の中には、
クラウス機がありませんでした。すったもんだで漸く飛び立つ機で
すが、スタートの遅れは如何ともしがたく。が、「先ずはコースに
慣れる事」と冷静なクラウスチームでした。しかし一方のタチアナ
チームは、パイロットがギルド2名にからかわれキちゃってて、
作戦どころでは無い模様。アリスから諌められても頭の冷えないタ
チアナは任務をすっかり放り出しギルドへ立ち向かいますが、ディ
ーオ様の目的はあくまでクラウスなのでした。トップに絡む位置を
放り出し、最後尾のクラウスを待つディーオ様。そして漸く来たク
ラウス機へ両手を差し出し、語ります。「遊ぼ、インメルマン」

: いきなり急発進しちゃったのはタチアナ機。耐久レースなのに、
: エンジン傷めるぞ?と思いきや整備班2名も同感想。頭を掻きな
: がら「子供ですねぇ」とはコスタビの言ですが、公式Webによれば
: タチアナったらまだ19歳なんですよねぇ、確かに。
: : 「隊長機を勤める士官」とくれば30超えてると思えるんだが。(爆)

: 「ヴァンシップ、壊れちゃった」と不安げなアル。矢張り「壊れ
: た機体」に不安を感じるようですな。

: 「クラウディア管の空気は抜いたか!?」とはゲイルの言。つまり
: 燃料配管に空気が混じって不完全燃焼を起こしエンストした?事
: を案じているのかなと。「ケーブルの遊びは!?」とはゴドウィン
: の言。スロットルやブレーキのワイヤーに遊びが無いと、最悪で
: 絞られたまま戻ってこなくなりますからね。・・・やっぱりこの
: レース、「八耐」だわ。(^^;)

: 漸く飛び立つ機へラヴィが「ったくネボスケなんだから!」と。
: よくよく、ネボスケへ当たる彼女ですな(笑)。

: そのネボスケ機体を応援するアル、見送るモラン。が、モランは
: あっという間にコスタビに拉致られてしまうのでした(笑)。ラヴィ
: の事が、やっぱ気に掛かるのでしょうな。

: ちょっとからかったくらいでトサカにきちゃうタチアナを評し、
: ディーオ様が曰く「判りやすい人だなぁ」。まぁその通りかと。(笑)
: 御蔭でトップ通過しちゃうタチアナには、整備班側も「完全に目
: 的、忘れてるぞ!」と呆れ果てております。

: 一方此方はクラウス機。割合と順調な機の様子に満足なラヴィが
: 自分の整備の腕を自慢しております。あぁあそんなにメカニック
: の腕を呼ばわっちゃ、ますます後席降りの辞令が近づくじゃないか。


◆「ひみつの」闇オークション@八耐会場裏

一方、オークション会場へ入場するアレックス。薄暗がりの中、彼
の隣に座ったのは侯爵様。覆面オークションに掛かる品物を冷静に
見守るアレックスへ隣の侯爵がツッコミますが、これをアレックス
は「貴方も競には関心が無さそうだ」と返します。侯爵曰く「私は
目当ての物をもう見つけてある。後は、手に入れるだけだ。」と。
そして登場したのは「エグザイル」。いきなり桁上げに走るアレッ
クス。動揺する会場ですが、侯爵は何やらほくそえむのでした。

: アレックスが支払ったのは皮袋いっぱいのコイン?ですが、これ
: が前回コスタビがドサクサ紛れにカジノからかっぱらってきた子
: 爵の皮袋だったら大爆笑だなぁ、と思えました。そこまでドケチ
: に徹するシルヴァーナ、と言うのも大した艦かと。

: 侯爵へこう返すと言う事は、アレックスもきっちり侯爵の目的、
: つまり自分たちへの復讐に気付いている、と言う事ですかな?
: で、侯爵もアレックスに気付かれているのを承知の上でこう返し
: ている、と。うーむアダルト極まる、狐と狸の化かしあい(爆)。

: 鳴り物入りのBGM(爆)で登場した「エグザイル」。小男支配人
: が「神の知識」「世界を手に入れたのと道義」と矢鱈に持ち上げ
: ますが・・・どう見てもただの「ガド」にしか見えんよなぁ(違)。
: ま、これは只のパーツでしかなく、これを組み付けるべき本体が
: ありそうだ、と思っています。


◆レース佳境@ホライゾンケイヴコース

すっかりレースを放り出して遊んでいるディーオ様。フォローする
ルシオラも、もう大変。尤も大変なのは、頭に血が上っちゃったま
まのタチアナを何とか諌めようとするアリスも同様。しぶしぶ20%
程度しか速度を落としてくれなかったタチアナの所為で、またもポ
イント捕捉に失敗。だがそんな彼女を全く考慮せず、ひょいひょい
と自分を抜いていったクラウスとギルド機に、また頭へ血を上らせ
てしまうタチアナだったのでした。一方、此方は順調なクラウス機。
ラヴィの体調を案じるクラウスですが、ラヴィが「何時までも人を
病人扱いしないの!」と元気に返す様子に満足そう。

: ここまで来るのに相当ギルド2名からからかわれていると思うの
: ですが、それでも冷静に「自分のレース」を進めるクラウスとラ
: ヴィには感心しました。うんうん、やっぱりレースは「自分に勝
: った者が勝つ」んだよなぁ。(爆)


■総括:公式サイトに、今回の解説は…ありませんでした。(^^;)

: WORDの充実も急がれるけど、何より視聴者が欲しいのは「今後の
: 展開」だと思うんだけどなぁ。

さて極私的な感想で言えば、今回は「キャラが機械に取っ組みまく
り」「ヴァンシップが飛びまくり」「アルが動きまくり」(爆)と、
とても好感が持てた回でした。あえて言ってしまえば、鉄板だった
前回より楽しめたほどです。矢張り私は本作品に、本作品らしい
キャラとメカの使い様をあくまで求めていたようです。

: でも「八耐」と表すにしては、ちとヴァンシップの機体は大き過
: ぎるなぁ。やっぱり一抱えくらいのエンジンやギアやタイヤに大
: の男が取り付き、汗流してナンボの世界じゃなきゃ。(大違)

尤もそんな感想を放り出しても、本作品には今後の為の見所が結構
あったかと思えました。タイトルに絡む小道具は登場するわ、シル
ヴァーナに対抗しうる(?)不穏な存在が表で絡んでくるわ、ギルド
の変態坊やがいよいよクラウスへメンチきるわ。中でも「ラヴィ、
いよいよ『影が薄くなる』か?」は、次回以降のためにも見逃せな
い箇所だったかと思えます。

: 折角モランのフラグが立ったと思いきや、だもんなぁ。(;_;)

さて、クラウス機は晴れてケイヴのコースレコードを樹立できるで
しょうか?(違)


◆次回予告 第10話 「Swindle」

「やっぱり、ラヴィでなくちゃ」・・・・・・・・・けっ
「誰が何と言おうと、僕のナビはラヴィだよ」・・・言ってろ

: とスネておりました(爆)らば、

「このレースが終わったら、言おうと思ってた事があるの」

: わぁぁああ! そんな危険な発言こと「コトが終わってから言お
: うとしている台詞は、当事者の×××により伝達不能」鉄板展開
: を招いたら、ラヴィ整備班辞令どころじゃ話が終わらないじゃな
: いか! うーぬぬ次回に鬱な展開が来ない事を希望したいのだが…

ちなみにSwindleとは「チェスにおいては、負けゲームを引き分け、
又は勝ちに持ち込むこと」@某巨大掲示板だ、そうです。 では。
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