In article <20030529214819cal@nn.iij4u.or.jp>, cal@nn.iij4u.or.jp says...
>
>佐々木将人@函館 です。
>
>>From:Keizo Matsumura <kmatsu@nr.titech.ac.jp>
>>Date:2003/05/29 13:29:52 JST
>>Message-ID:<3ED58CC0.84BA3859@nr.titech.ac.jp>
>>
>>プリペイドカードは、日本の朝鮮系パチンコ店経営者が利益の20%ほどをかき
>>集められて
>>北朝鮮に送金(不審船で運ぶ?)されミサイル等を開発されるのを阻止するため
>>にアメリカが
>>求めたことではないのでしょうか?
>
>「警察が暴力団の資金源を断つと同時に自己の権益拡大を狙った」
>というのと同じくらいに憶測にすぎないし

元々は「脱税対策」でしたよね。

幾つかのWeb情報をまとめるとこんな流れですね。

当時パチンコ店は収入ごまかしやすい構造にありました。
(1987年の映画「マルサの女」にて手口の一つが取り上げられています)
1982年のテレホンカードで実用化されたプリペイドカードを
パチンコ用に改良して導入すれば、
カードの納品量と消費量のチェックで
ある程度透明化が可能という論が起きます。
まずこれが最初の理由。

これに沿ってパチンコ用カード会社が設立されたのは
1988年(この会社の役員に警察OB)から。
1989年には衆議院でいわゆる「パチンコ疑惑」が集中審議されています。
この疑惑に関する報道記事中に
まつむらさんの言う例も佐々木さんの指摘する例も山ほど出てきてます。
なお、実際のCR機の導入は1992年です。

で、まつむらさんの例も佐々木さんの例も、
脱税した裏金をどう使うかという問題に過ぎなくて、
いわば2次的な理由。

佐々木さんの例では加えて納品するカードシステムの
利権問題が入っていますけれど、これも2次的な理由ですよね。


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                        Taro Yoshida         E-mail taro@dcc.co.jp 
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