規制改革会議、重点分野6項目に
政府の総合規制改革会議(議長・宮内義彦オリックス会長)は27日、これまで12項目
としてきた重点分野を6項目に絞ることを決めた。
今後、優先するのは(1)株式会社などによる病院経営の解禁(2)混合診療の解禁(3))医
薬品の一般小売店での販売(4)幼稚園・保育所の一元化(5)株式会社、非営利組織(N
PO)による学校経営の解禁(6)株式会社などによる農地取得の解禁――の六項目。




規制改革会議、さっすが〜〜〜〜。

オリックス?野球は弱いが会長の頭脳は非常に強いようだ。
冴えまくっている。

ポイントをシッカリと抑えておられる。
小泉改革の成否=日本再生の成否は社会保障の自由化なのである。

今後公的福祉をどんどん膨らませ、今以上の重負担で国民生活を圧迫するか、
それとも、後は国民の自由に任せ民間活力を利用してやるのか、どっちかだ。
いうなれば、国鉄のままで泥沼の改革をあきもせず果てしなくやるか、
JRのように自由化民営化してスマートで近代的に生まれ変わるかどうかだ。

官僚統制のほうが発展するなんて事はありえない。
ソビエトはどうして崩壊したか?北がどうしてああまで貧しいのか?
考えるまでもなく一目瞭然だ。
自由化し国民個々の創意工夫で競争を可能にして始めて国は発展する。

たとえば、痔の手術をうちは20万円の公的保険内でやります。
うちは30万だが、痔の手術後の看護体制をシッカリ充実させてる。
うちは40万だが腕の良い有名医者が担当する。
(保険金額以上は民間保険か自分で金を出す。)
などなど、競争できるようになって業界は活気付くし発展するのです。
福祉分野と言えども、すべての業界と同じことですね。

自由経済の国民にとっては当たり前のことです。

官僚が痔の手術は20万円。
(歯科の公定料金は先進国の3分の1=週刊文春より。)
その他は一切駄目。
と官僚統制しているほうがおかしいのです。
(こういった調子で、厚労省は何十万とある医療価格のすべてを官僚統制している。
いまどき信じられないやり方で発展を阻害している。)


自由化と規制緩和で業界を発展させるためには、病院経営への自由参入と混合診療の
解禁は絶対に譲れないところだ。

日本には立派な企業が育っている。
これら企業が自由に参入できるようすべきだ。
官僚が指図する時代ではない。

それと社会保障改革の重要項目は年金制度を積み立て式にすることである。
(基礎年金は掛け金現状凍結することが肝心である。基礎年金で暮らせるようしたら
状況はもっと悪くなる。北朝鮮かキュ−バだ。)
これは竹中大臣が熱心らしい。

改革は進みつつある。
族議員が賄賂政治でブレーキを踏まなければ進む。
もちろん自由化され業界はうんと発展する。
国鉄がJRになったようなもんだ。
これは日本全体がこうなると言うことだ。

日本全体が沈滞した国鉄から生き生きしたJRに変るようなもんだ。

すばらしい。