アルバイトでちょっとお邪魔したお宅、すごかった。
古くはダイレンジャーの白虎真剣やら、ビーファイターのビートイングラム、
ブルースワットのディクテイター、ガオレンジャーの剣、
そして最新はデカレンジャーのディーマグナムまで、
いろんなナリキリ玩具が大量にオモチャ箱に。
お子様には会えなかったけど、どういう年齢構成なんだろう?
・・・お父さんの趣味かな?


さて、ジャスティライザー。
第23話「みんなの心、ユカの心」です。

○伊達電気店
「違う違う!!」
バシッ!
「いって〜・・・」
衝撃で、看板もずれる。
「いいこと?テストまであと一週間。
今度赤点取ったら、進級できないからね!」
ユカちゃん、翔太をとっちめる。
「お前に関係ないだろう」
「同じ仲間が赤点なんて、恥ずかしくて、外歩けないわ!」
店の控え室が、受験対策の標語だらけ。
「あのなぁ、デストコマンドたちに、『百点ですよ〜』って見せたら、手加減してくるのか?」
「私たちのモチベーションの問題よ!」
「餅が弁当?」

ダジャレにもなってない・・・。

○街
澪さんとユカちゃんは、翔太のために参考書を買い込んだ。
「一日24時間。七日で168時間。
翔太君なら大丈夫!なせばなるよ!」
そんな二人を見つめる、デストコマンドの新たな刺客・・・。

○公園
突然高速でユカちゃんに飛びかかる影!
押し倒されて、持っていた参考書が飛ぶ!
「ユカさん、後ろ!」
澪さんに言われて振り向くと、飛ばされた参考書が、カタカナの形に並べられている。
「ノ・ロ・マ・・・なにこれ?」
ユカちゃんの前に一陣の風が巻き起こり、デストコマンド・バスキが立っていた。 

「ゴミだらけね、この星は」
まとわりついたゴミを払い落としながら、ユカちゃんに襲い掛かる!
変身して、高速で対抗!
だが、バスキの動きはカゲリを上回る!
「速い!」
「高速の世界へ、ようこそ!」
カゲリを投げ飛ばし、木に叩きつけた!
「さよなら」
「やめて!」
叫んだ澪さんに、トンファーを投げつける!
打ち落とそうと、カゲリダガーを投げようとするが、敵のキックで阻まれる!
澪さん危うし!
だが、彼女を救ったのはデモンナイト?
「・・・」
翔太と真也が駆けつけ、バスキは撤退。
「ユカ、大丈夫か?」
「・・・」

○ハデスの玉座
「どういうこと、デモンナイト?」
「俺は澪を殺そうとした。
偶然お前の攻撃と、俺の攻撃がぶつかり合った。
ただそれだけだ」
釈明する神野。
「あたしの任務の邪魔をしないで!」
ゼネラル・バッカスが仲裁する。
「やめろバスキ。
ジャスティライザーは誰が倒してもいい」
立ち去る神野。
「バスキ。奴の動きから、目を離すな」
将軍様が釘をさす。

○伊達電気店
新たな敵に対する作戦会議。
「なんで連絡してくれなかったんだ?」
「連絡する暇なんて無かったわ」
「戦いに夢中になって、澪さんを守ることを忘れていた・・・。
そんなとこか?」
「それは・・・」
「敵が見えねぇんじゃ、勝負になんねぇだろ?
無理すんなよ」
「無理なんかしてない!
今度戦えば!」
「今度戦えばなんだ?」
「だから・・・」
「澪さんにもしもの事があったらどうするんだ?」
「・・・」
「この戦いはラクロスとは違うんだ。
一つ間違えば、大勢の命が奪われる!」
前回を引きずってるのか、澪さんの件では真也の口調も感情的になる。
「速くなればいいんでしょう!
あたしがあいつより速くなれば!
そうすれば澪さんだって、危険な目にあわなくて済むわ!」
「・・・」

○公園
自主トレを始めるユカちゃん。

○アスレチッククラブ
筋トレを始めるユカちゃん。

○公園
唐突だが、亀をいじめている子供たちをたしなめる翔太。
「亀はな、ひっくり返すと死んじゃうんだよ」

お前は、浦島さんか?

○伊達電気店
「ユカさんに辛い思いをさせてしまって・・・あたしはノルンの言葉を待つしかないの?
他にあたしができることって・・・何?」
健一さんのボケは置いといて・・・。

○街
ユカちゃん走る!
「おーい、マラソンにでも出るのかい?」
源さんが呼び止めた。
「そうじゃなくて、戦うためのトレーニング」
一応翔太から概要は聞いている源さん。
「あたし、そんな奴に負けたくない!」
「でもよ、見えないものを見ようとしたって、無駄だと思うぜ。
だったら、他の手ぇ考えた方がいいんじゃないのか?
まあ、夢中になりすぎて、周りが見えなくなっちまわないようにな!」
「・・・」

源さんのアドバイスについて考えながら、走るユカちゃん。

○公園
ユカちゃんが一休みしていると、翔太が来た。
「ユカ、勝負だ!」
走り出す翔太。
追うユカちゃん!

二人の様子を見守る澪さんたち。
「でも、あんなに走りこんだからって、どうにかなるものなのかしら?」
「理論的には無理だ。翔太の性格と一緒だ」
「?」

○ビル
麗香さんに飲み物を買いに行かせて、澪さんは一人で神野を追う。

それを察した真也と麗香さん、澪さんの後をつけるが、見えない敵に真也が倒された!

「なぜあたしを助けてくれたの?」
「お前を助けたつもりは無い」
「うそです。あなたはあたしを助けてくれました。
あなたもジャスティライザーではないのですか?」
「バカな」
「答えて。あなたは誰?」
「・・・」
「敵なの?それとも味方なの?」
「俺は・・・デモンナイトだ」
両目を怪しく光らせ、澪さんに迫る神野!

○公園
「ハンバーガー、ダブルで許してあげるわ」
結局、翔太の負け。
翔太が水筒の水を飲もうとすると、なんとこれが水筒じゃなくて、さっきの亀!? 

「うわぁ!」
ユカちゃんに牛乳を貰って飲む。
その時、インローダーから真也の声が!
『すぐに来てくれ!澪さんが危ない!』

○ビル
澪さんを襲う神野!
「なぜ逃げる!」
彼女を捕らえたとき、ジャスティクリスタルと神野のブレスレットが同調して光りだした!?
「!」×2
「・・・お前のその力はなんだ?
お前は俺の知らない、何を知っている?教えてくれ」
神野が彼女の頬に触れる・・・。
「!」
神野が気配を感じて飛びのく。
バスキが入ってきた。
「なるほど。だからその女を助けたのね」
「つけていたのか」
「その女が助かったのは、偶然だと言ったわね。
今度もそう言える?」
バスキは神野を抑え、同時に澪さんにトンファーを投げつける!
「!」
だが、真也が彼女を救った!
「装着!」

カッコよく登場した割りに、バスキにコテンパンにやられるガント・・・。

デモンナイトは、麗香さんを排除して澪さんに迫る。
今度はグレンが乱入!

カゲリがガントを支援する!
「しつこいお嬢ちゃんね」
「前のようにはいかないわよ!」
と、見得を切ってみたものの、バスキやや優勢。
「前より速くなってる」
ワゴンに押し込まれ、梱包されるカゲリ!
「悔しいだろう。ぶつけてごらん、お前の怒りを。憎しみを」

『見えないものを見ようとしたって、無駄だと思うぜ。
だったら、他の手考えた方がいいんじゃないのか?』

「・・・あいつはあたしに当たらないと、攻撃できない?
・・・そうか!」
バスキの攻撃をきわどくかわし、高速で走り回る敵に組み付くカゲリ!
そのまま接近戦を展開!
「放せ!」
急停止して、カゲリを水槽に投げ込む!
体力の限界、変身が解けるユカちゃん!
「素敵な顔ね」
ユカちゃんにとどめを刺そうとするバスキ!
その時、グレンたちが駆けつけ、ガントスラッガーがバスキのトンファーを撃ち落す!
「ユカ!俺たちがいつも一緒に入ることを忘れるな!」
だが、彼らの背後にも!
「人のことより、自分のことを心配しろ」
デモンナイトが迫る!

「ダメ!生きなきゃ!
あたしには、守ってあげたい人たちがいる!
一人欠けてもダメ。三人みんな一緒じゃなきゃ!!」
バスキに抵抗するユカちゃん!

ひっくり返った翔太の亀が、起き上がる!

ユカちゃんのインローダーが輝く!
力がみなぎり、バスキを押し戻す!
「バカな!」
カゲリを強襲するバスキ!
これを捕まえ、投げ飛ばすカゲリ!
「あなたの負けよ」
「お前のような小娘に!
私が負けるはずが!」
バスキ撤退。
ユカちゃんの勝利。

○ハデスの玉座
逃げ帰り、カイザー・ハデスに泣きつくバスキ。
「カイザー・ハデス!私にもう一度チャンスを!」
ハデスは右手を上げ、バスキを消し去る・・・。
「・・・バッカス、デモンナイト、貴様らとて例外ではないぞ」
「ははっ・・・」

あれ、バスキちゃん、もう退場?

○伊達電気店
翔太が帰ってきた。
様子が変だ?
店内をうかがって、答案用紙を取り出し、点数の「15」に書き足して「95」の改竄・・・。
「ユカと澪さんに見つかったら、殺される・・・」
「翔太!」
「!!」
「なにやってるの」
ユカちゃん、源さん、澪さんに包囲される。
「これは・・・」
翔太逃走!
「速い!」
「いい走りだ。これぞ特訓の成果ってやつだなぁ」
「ユカさん素敵!」

逃げる翔太!!
追うユカちゃん!
突然もんどりうって倒れる翔太!
「うわぁ!まただ!」
「えっ?」
敵か!?身構えるユカちゃん!
「嘘だよ〜ん!」
虚を突いて逃げる翔太!
だが逃げた方向が悪く、源さんの竹刀が行く手を阻む!
「亀は満点。翔太は15点!」


何よりも頼もしい、心の強さを手に入れたユカ。
だが、カイザー・ハデスの攻撃が片時も止む時は無い。
頑張れ、ジャスティライザー!


今回は演出が、唐突かつ妙でしたね。
結局なんだったんだ、あの亀は?
亀だから真也に絡むかと思ったら、そうでもないし・・・。

バスキちゃんも今回限りなのかな?もったいない。

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
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