今日は、福島県のいわきグリーンスタジアムでの楽天主催試合。
楽天先発は山村、西武先発は20歳になってから初の先発となる涌井(捕手は炭谷といういつものバッテリ)。
1回表、1アウトの後、片岡ヒット、中島ヒット、カブレラフォアボールとつづき、満塁のチャンスで和田。しかし和田は併殺打でチャンスを生かせず。
1回裏、楽天の攻撃は、1回表とまったく同じ展開。満塁のチャンスで、楽天は山崎が2点タイムリーを放ち、2対0。西武にとってはいやな始まり方。
西武の反撃は4回表、先頭バッターのカブレラが完璧なソロホームラン(第20号)。これで1点差に迫る。
さらに5回表、ランナー3塁で中島がタイムリーを放ち、これで2対2の同点。
7回表、5回頃から降り出した雨が激しくなり、1アウト1,3塁の西武の攻撃中、8時13分に試合が中断。試合は成立しているので、降雨コールド引き分けの心配があったが、約20分の中断ののち、8時35分小降りになったので試合再開。
このとき、楽天は好投の山村に代えて、ルーキー青山にスイッチ。交代の理由は不明だが、楽天にとってはこれが裏目に出た。
青山は迎えた打者片岡にフォアボールを与え、これで1アウト満塁。つづく中島がこのチャンスに2点タイムリーを放ち、4対2と逆転に成功。(中島はこれで3打点)
つづくカブレラに対し、ワイルドピッチで3塁ランナーが生還。5対2。カブレラはゴロで2アウトとなったが、つづく和田がタイムリーを放ちこれで6対2。
一方楽天も7回裏、ランナー2,3塁で高津のセカンドゴロがあり、この間に3塁ランナーが帰り、6対3と3点差に詰め寄る。
3点差に詰め寄られた西武だが、9回表江藤(今日はスタメン)にタイムリーが出て、7対3と、また楽天を突き放す。(出塁した江藤におかわり君中村が代走で出たのは愉快だった。本人もニコニコしていた。)
9回裏も涌井が無失点で締め、涌井は完投で9勝目を飾り、20歳の初戦を白星で決め、松坂と並ぶハーラートップの9勝目となった。
ライオンズとしては今季2度目の7連勝となり、首位をキープした。
涌井は結構ヒットを打たれる苦しいピッチングだったが、打線の援護で勝利を得た印象。ヒーローインタビューは涌井ではなく、4安打3打点の中島が受けた。
明日も球場を代えて福島での楽天戦。予告先発は西口。なかなか勝ちのつかない西口だが、本来の実力を発揮して、ここは勝ちをゲットしてほしいところだ。
がんばれ、ライオンズ!