新城@筑波大学情報です。こんにちは。

In article <86sl5lef6l.fsf@bsd2.4bn.ne.jp>
        Yoshitaka Ikeda <ikeda@4bn.ne.jp> writes:
> ちなみに、私は*実名で*編集してます。暗号とかの関係でいくつか記事を
> 書いてます。fj.sci.cryptと同じように暗号技術の啓蒙活動の一環。
> http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5:Contributions/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E5%B0%9A%E9%9A%86

たいしたものですね。私は書いたことはありません。細かい所に気
が付かないし。

> 職場でWikipediaで調べ物してておかしい記述見つけても、
> 職場からは編集しないですね。だって、IPの記録残ってるのは明白なんだし。

内容にもよるかもしれないけれど、出すんだったら、自宅の IP ア
ドレスで出すというよりは、職場(大学)から実名で出すなあ。

> 管理の側からするとWikipediaへのアクセスはちょっととめると反発大きそうだし、
> そういう意味でもちょっと難しいかもしれません。

ある意味、Wikipedia の大成功の証明なのでしょうね。省庁のよう
な事務組織だと、今までは個人の発表とか個人の責任という考え方
が希薄なので。これから変るかもしれないけれど。この間、サンデー
プロジェクトでやってましたが、自治省から岡山市に出向してきて
いた官僚にたいして、市民が本来負担しないでもすんだ税金の分を
弁済しなさいという訴訟になっていました。

http://www.icity.or.jp/ombud-oka/sub5-4.htm

億単位の補助金を中央政府から出向先の地方政府に流したという意
味では、功績はあったのでしょうが、普及率を水増しして誤魔化し
てはいけません。「知らなかった」という主張が通るのかどうか。

> 無自覚に情報流出させたりする連中がいるから、そういうのに苦労させられる
> わけですが。

fj.comp.ai のミームとしては、成功しているとも言えます。
Wikipedia も、情報源がトレースできるというのは、必要なのでしょう。

ただ、100%のトレース可能性を追求しはじめると、息苦しい世の中
になります。たとえば、政府に迫害されている時など、身元を隠す
ひことが必要な局面はあるでしょうし。

\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
\\ 筑波大学 電子・情報       \\