Re: 素因数分解の記録更新
新城@筑波大学情報です。こんにちは。
In article <86sl9nmzi8.fsf@bsd2.4bn.ne.jp>
Yoshitaka Ikeda <ikeda@4bn.ne.jp> writes:
> http://www.ntt.co.jp/news/news07/0705/070521a.html
> >世界で初めて1000ビットを超える特殊な型の合成数に対して、特殊数体篩(ふるい)法※3による素因数分解を達成しました。
> ということで、かなりインパクトの高い発表だと思いますです。
> とはいえ、今のPGPとかが1024ビットでもただちに解かれるというわけではありません。
> 今回の場合、2^n-1の形の合成数がターゲットだったので、ちょっぴり特殊な手法が使えて計算量が少なかったわけです。
2^n-1 が素数の確率が高い、という話でしたっけ?
> とりあえず、今からPGP鍵を作るのなら2048ビットくらいにはしておいたほうがいいと思います。
期待の楕円曲線暗号は、いつごろから普通に使えるようになるでしょ
うか。
OpenSSL は、Sun の特許がどうのでもめてましたが、あれはどうなっ
たんでしたっけ?
楕円曲線暗号というと、昨日の情報処理学会総会での副会長の挨拶
が面白かったです。情報処理学会は、「学術」と「実務」と2つの
焦点を持つ楕円で表されるのですが、副会長2人がそれぞれの楕円
の焦点を担当して頑張るという話でした。それで、暗号の安全性の
話と会長の位置づけの話を重ねた所が印象に残りしまた。
\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
\\ 筑波大学 電子・情報 \\
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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