Re: 金城哲夫、西へ
新城@筑波大学情報です。こんにちは。
In article <3993610news.pl@leo.ie.u-ryukyu.ac.jp>
kono@ie.u-ryukyu.ac.jp (Shinji KONO) writes:
> 「金城哲夫、西へ」 http://tinyurl.com/2m9njr
> というDVDです。
RBCでも放送もされたのですか。CM がありますね。
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/extraevent.php?EVENTurutora
金城哲夫は、小学生くらいの時に、ローカルのテレビ番組の司会を
していて見たはずなんだけど、全然覚えていません。
> でも、悲劇だからこそ、それを描く価値があると思う。この話は、
> ウルトラセブンのモロボシダンの悲劇でもあるし、言葉を失った
> うちなんちゅーの悲劇でもある。うちなーぐち、沖縄方言を失っ
> た、沖縄出身の才能が、沖縄の言葉を失ったそれゆえに、沖縄の
> 文化に憧れて、それゆえに、沖縄に戻った時に、疎外されてしま
> う。そして、その疎外を、沖縄人であるがこそ、受け入れること
> が出来なかった。そういう話です。
DVD見てないけれど、1970年代だと、本土復帰はしたものの、圧倒
的な日本の経済力の前に、沖縄県民の自信がなくて、沖縄の良さを
自分でわかっていなかった時期です。金城哲夫自身、沖縄の良さは、
分かっていたけれど、まわりには理解されなくて、自信は無かった
のでしょうね。今のように、沖縄ブランドはいいみたいな話になる
とは考えていなかったのでしょう。
あと、金城哲夫は、東京に居た時も故郷の沖縄に戻っても、いつも
モロボシダンのようによそ者のような疎外感を持っていたのでしょ
うね。当時、県外に出る時には、劣等感もあるし、まわりに対して
常に肩肘を張る必要だったのでしょう。実際、あの年代だと、いろ
いろ苦労もあったみたい。沖縄にもどったら、今度は逆によそ者扱
いされた、というか、自分で自分をよそ者と思ったのでしょう。
私はよそ者わりと平気で好きみたい。
> アルコール依存というのは、あまり他人事ではないしな〜 沖縄は、
> それだけアルコールに関して甘い土地でもあるかも。自分でも気
> をつけなければいけない、とか、そういう月並みな警句なのかな。
甘いというか、社会保証がしっかりしているというか。
\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
\\ 筑波大学 電子・情報 \\
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