Re: Grouping discussion issues and dependency (ngMP v8)
新城@筑波大学情報です。
In article <bic4at$11pg@utogw.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp>
kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp writes:
> 久野です。
> > A が B に依存しているとは、A が「不」成立ならば、B が自動的
> > に「不」成立になることである。
> > > A←B
> > > A←C
> > > C←B
> の場合、成立する可能性がある議案の集合は
> {A} {A, C} {A, B, C}
> ということでいいですか。また、新城さんの考える依存関係を上記のよ
> うな集合の組に翻訳することは機械的にできると思いますがどうですか。
はい。新城版ngMPの依存関係から、この集合の組を機械的に生成で
きると思います。
> そうしますと、久野案で
> {A} {A, C} {A, B, C}
> のような集合(=議案群)からCFXで1個(ないし0個)を選ぶことは、新城案
> で依存関係に基づいて制約されたCFXの結果と同じにならないでしょう
> かね。
これは、同じにはならないですね。というのも、A が3個所に出て
います。議案 A にしか関心がない人は、この3つ全部(あと全部
ボツもあるからこれも入れると4つ)全部に注意を払わないといけ
ないというあたりが違います。
新城版だと、A にしか関心がない人は、A にだけ yes/no を投票す
ればそれで十分です。
依存関係だけなら、こんな感じで似たような話になるのでしょうが、
対立関係、つまり、対案を提起した時には、久野版だと組み合わせ
爆発的に、成立可能な案が出てきて、けっこう大変そうな気がしま
すが、そうなんでしょうか。たとえば、A の対案として、D があっ
た時には、
{A} {A, C} {A, B, C} {D} {D, C} {D, B, C} {}
となりますか。さらに、B の対案 E が出てくると
{A} {A, C} {A, B, C} {D} {D, C} {D, B, C} {}
{A} {A, C} {A, E, C} {D} {D, C} {D, E, C}
こんな感じでしょうか。
\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
\\ 筑波大学 電子・情報 \\
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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