秘書:大統領閣下、科学者委員会からのレポートが届きました

大統領:で、状況はどうなんだね?

秘書:小惑星が現状の軌道を維持した場合、地球に2014年
    に激突すると見られます。その場合の爆発規模は、広
    島型原爆2000万個に相当し、事実上、人類は滅亡す
    るものと見られます。
    残念ながら、現状の地球上のロケットの全てのペイロード
    及び、既に打ち上げ済みのキラー衛星のミサイルを使
    用しても、軌道の変更に必要な爆発は起こせません。
    また、爆発規模が巨大すぎるため、既存の核シェルター
    では、強度が不十分と予想されております。

大統領:では、なにも手はないというのか?

秘書:委員会では、最後の手段として、現在開発中のパワード
    スーツの実用化による小惑星の破壊を勧告しております。
    このパワードスーツは、音波を利用してあらゆるものを砕
    く能力を持つとされ、今回の小惑星を破壊しうる唯一の
    存在になると考えられております。

大統領:わかった。音波で破壊することから、今回の計画を
     ソニック・ブラスト計画と名づけよう。早速計画を遂行し
     たまえ。

# 君も、三発殴って地球を救え