本日の出来事である。

常連だった店(正確には常連だった店の本店)が、家の近所に
移転してきていたので、いってみた。

店の前の駐車場は坂になっていて、車椅子では降りにくく、
さらに店のスロープ手前に10CMぐらいの段差があり、
入りにくかったが、娘の助けでなんとか入れた。

いつの間にか娘に助けられるとは。
年をとるはずだ(笑)

さて、店の中に入ると初老の男性が一人いた。

(うーん。なんか顔が違うような・・・)

本店にも何回か行ったことはあったが、ずいぶん前のことなので、
大将かどうか確証が持てなかった。

メニューを見て頼んだのは、肉玉。
昔はこれが好きでよくたのんでいた。

他に妻が肉えび玉、娘が焼きそばを頼んだ。

ものがでてくるまで"店の名前が一緒なだけかも。"という考えが消えなかったが、
一口食べて、そんな思いは霧散した。

外はかりかりでなかはジューシー。自家製のマヨネーズの味。
懐かしい思い出がよみがえる。

この味は間違いないと思ったので、聞いてみた。

「西新でやってありましたよね?」

「ええ。してましたよ。」

「たしかめだかの学校のところにあって、その後ジャンボの裏に」

「ええ。ゲーセンのところで10年、ジャンボのところで15年してました」

「六本松にはお弟子さんが店してありましたよね?よくいってたんです。
 西新のほうにもいってたんですよ」

何やら昔話に花が咲いたが良く考えたら私は六本松のお弟子さんとは仲がよかっ
たが、
大将と口をきいたことはあまりなかった。(-_-;)

流行っていたのに、なんで移転したかと聞いたところ、年を取ったので、
最後に店のレイアウトを自分の好きにしたかったそうだ。

あらためて店を見ると掘り炬燵などがあり、きれいであった。
年を取ると儲けとかよりも自分の趣味を優先するものなのかもしれない。

いまは良くいくのはラーメン屋ぐらいだが、このお店にも定期的に行くことにな
りそうだ。
-- 
☆**--------------------------+
  ,  rei
 /)  yeong@jcom.home.ne.jp
●●