富が意味のなくなる世界にすることが必要だ。富とはなにか・・・
富=マネー
これが現代の経済の定義である。
ハルノートの時代から為替レートは戦争の種。
どちらの通貨を強くするか、これで力関係は決まる。
植民地時代はそれですんだ。
グローバル経済の時代では、相手国すべてが市場であり殖民地の需要の代用。
自由貿易とは、じつは、相手国が弱い場合植民地の需要と同じく売り込む市場
にする制度なのである。あたまのいい見えないカムフラージュした新植民地主
義経済なのであった。
わが国は米国を植民地の需要に見立てた市場にしたのである。
ところが米国は上手であった。
売ったつもりがかっぱらいだったのである。
儲けたはずの金(マネー)はすべて、相手にお返しし続けなければ売る行為が
継続しない、継続しなければ食っていけない経済体制にしたのである。
米国は、マネーのみ、5%くらいの人間で独占し、あとは細々と生きてる現代
の農奴にし、需要部隊にして経済をまわした。
日本人は必死に働かされて、金は巻き上げられ続けてきた。
だが腹に巻いてる金がまだある。郵貯。これが民営化で消えてなくなる。競争
の名のもとに。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
富がマネーである限り、人民は、豊かにはならない。必ずどこかで吸い尽くさ
れるように経済の仕組みはできているのである。
マーケットも株式市場も。富がマネーである時代から、富が人間が暮らしてい
く「環境」である時代に変えねばならない。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735