「オープンボルトの銃を、投げる奴があるか!!」(台詞はちょっとちがうかも?)

オープンボルトと言うのは、「コンバット」のサンダース軍曹が持っていたトンプソンとか、峰不二子の?シュ
マイザーとか、主にサブマシンガン(拳銃の弾を使った機関銃。ドイツ語風ではマシンピストル、日本語では短
機関銃)に採用される方式です。

引き金を引く前は、常にボルトが開いた状態で、引き金を引いた瞬間ボルトがスプリングによって前進、と同時
に弾倉から一発抜いてチャンバーに放り込み、ボルトが完全閉鎖した瞬間、ボルトに固定されたファイアリング
・ピンがプライマーを叩いて撃発!
後は弾丸の残して行った反動を利用してボルトを後退させ、空薬莢をはじき出し、フルオートなら次の弾丸を発
射、セミオートならボルトがシアに引っかかって止まる。

このメカのメリットは、仕掛けが簡単で、大量生産に向いているということ。
デメリットは、弾丸が発射された瞬間にボルトが開かないように、ボルトがある程度の重さを持っていなければ
ならない。つまり小型化がしにくいということ。

もしこれを拳銃に採用したとすると、やたらと大型になるか、スプリングをメチャクチャ強くするしかない。
コーディネーターの筋力なら、スプリングの問題はクリアできるかもしれない。
だが、あと二つのデメリットがある。
発射前にはボルトが開きっぱなしなので、チャンバーや銃身に異物が入る可能性がある。
そして、発射の瞬間には重いボルトが一気に前進するので、その慣性で狙いが下にずれる。

というわけで、拳銃には向かない筈なんですけどねぇ・・・。コーディネータの考えはわからん・・・??

確かに、投げるとショックでシアが外れて、暴発する可能性もありますがね・・・。

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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis@Yahoo.co.jp