古くは武富士事件を始め、この種の事例は数多く見ている。
 今回、期せずして金融庁は業務停止命令を発したが、其れまでに何人の命が失われた事だろう。
 業務停止と言っても数日である。本来は免許取消すべきと思う。
 昨日の記述業者は今回命令を受けた業者では無い。即ち幾らでも見られる事なのだろう。
 比較的体力のある業者がスケ−プゴ−ドにされたに過ぎない様子だ。

 数年前に企業再生法で返済見込みの無い企業に無担保融資を政府資金で行い、その大半は返済されていない。
 一方で、個人融資は銀行から消費者金融に移り、未許可業者(ヤミ金)の存在を推奨するかの事態になっている。
 
 真面目な人程、自らの支払い義務に敏感で、結果として気の毒な事になっている。
 気楽な人は、保険料(国保、年金)を未納として、2ヶ月分支払えば国保は使えると言い、年金受給額よりも生活保護の方が支給額が遙かに多いと言ってはばからない。 この事は総て現時点では事実である。

 世の中、真面目に暮らす者が結局、お粗末な役人を養い、自らが犠牲になっていると映る。
 地方分権も結局は国の負債を地方へ押しつけるものでしかなく、7年後からは地方税は現在の2倍でも追いつかない様
 子だ。理解出来ない不合理な時代になっている。

 息をしなければ費用も掛からないと思う気持ちは痛い程理解出来る。