江戸時代の人民は自殺などしなかった。百姓一揆をするど根性を持っておっ
た。
現代人は百姓一揆するクワもなく、徒党をくむ村人もなく、年間3万人が一人
孤独に死んでいくのであります。
10年で30万人が死んでいくのであります。一ヶ月に2500人が死んでいくのであ
ります。一日に833人が死んでいくのであります。
現代人は、だらしがないのでしょうか。いや、百姓一揆するクワも組織も奪わ
れているのであります。これが現代の実像なのであります。

共産党?
ばかいっちゃいけません。あんなもの、百姓一揆味方のふりをねたにして安定
的生活をしている中国共産党首脳と変わらないではありませんか。日本共産党
の誰がいったい3万人自殺者に百姓一揆の話を持ちかけたというのです。
そりゃ、百姓一揆は現代においてはご法度でしょう、しかし現代には現代の百
姓一揆があるではありませんか。デモという百姓一揆があるではありません
か。

貧困を組織化して、田原や財部のようなちぎれるほど財界に尻尾を振るマスコ
ミに抗議することも国会に抗議することもできるではありませんか。
しかし、いかなる労働組合も、社民党も共産党もわれ関せずであります。
そして毎日1000人近い人が死んでいくのであります。