政治詩:「集中した巨大資本組織」は現代の恐竜である。
「集中した巨大資本組織」は現代の恐竜である。
恐竜は、地球を制圧した。だが、末路は、
自然の力による隕石激突だった。
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現代の恐竜も、自然の力の前には無力だ。
人の肉を食い散らかし、人の血を吸い続ける現代の恐竜よ
貴様らは自然の力の前に、絶滅する運命にある。
我国は、政府短期証券を売り、
我国の銀行・証券屋という恐竜は、政府短期証券を買い、高利をむさぼる。
政府という恐竜の出先機関は
政府短期証券を売ったマネーでドルを買い、そのドルで米国債を買う。
米国恐竜は、米国債をマネーに変えて消費し
肉と血を求めて海外遠征して消費する。
消費したマネーは、恐竜を操る一握りの人間の、
見えない河口に向かって流れていく。
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戦う恐竜の見張っている広大な勢力圏で
エンジンを売る車屋恐竜もいる。
コンピュータ屋恐竜もいる。
戦う恐竜の記事を配信し、恐竜王国をさらに隆盛にするための
テレビ・新聞屋恐竜もいる。
谷村などという恐竜の糞に寄生するフンころがしもいる。
人民はすべて、恐竜のフンに寄生するフンころがしにすることが
恐竜王国にとっての目標だ。
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政治も、恐竜王国のフンころがしになってしまった。
恐竜に抵抗するはずだった政治結社も、糞ころがしになった。
右に転がる糞を、時々、
本当に時々、
思い出したように、4年に一度、
左に転がせと、蚊のような細き腕でジェスチャーするだけの
糞ころがしになってしまった。
ああ、いつしか、糞ころがし以外の、真実の人間政治結社は、消えてしまった
のだ。
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だが、それでも恐竜は絶滅する。
ダビデよ、君がいなくても
ダビデが、二度と復活しないように種を断ち切られても
それでも、恐竜は絶滅するのだ。
見よ、東の空を。
ダビデに代わって、ハリケーンが登場したではないか。
恐竜の垂れ流した糞の熱が、自然のダビデを登場させたではないか。
自然のダビデは、恐竜が絶滅するまで姿を変え、形を変えて登場するのだ。
見よ、恐竜の足腰を。
140兆ドル弱をエネルギーとして遠征して戦う恐竜は、300兆ドルになっ
ても遠征を続けるという。
だが、無限に巨大化しても、恐竜はもはや自らの肉の重みに耐え切れず
重力という自然の力の前に、肉ごと崩壊する以外ないのだ。
恐竜に寄生する糞ころがしよ、
谷村よ、ankoよ、その他もろもろの糞ころがしよ。
おまえたちの明日は、「追放」の二文字が存在するのみだ。
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Fumimaro mailto:nonomura_f@hotmail.co.jp
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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