Kaz Hagiwaraさんの<3m8rfnF15r9giU1@individual.net>から
>Taku wrote:
>> 米国は巨額の貿易赤字を抱えており,債権国が買った米国債で貿易赤字を
>> 補填しています。
>> ドルの価値はどんどん下がっているので一見不合理のようですが,
>> これをやらないと米国経済が破綻してしまい,世界経済が破綻するので
>> 債権国は暗黙の了解で米国債を買っています。
>
>だから、日本国債による赤字なんか米国債を売っぱらえば解消のは
>ずなんですが、そういうわけにも行かない。

破綻させる手もあると思うのですがどうでしょう。
核兵器並みの強烈な兵器じゃないでしょうか、米国債売却というのは。
それでいったん破綻させて、再出発することに、最後はなるのでは。

いや、やりようによってはこれは暴落にはならないと思います。日本の新たな
る経済戦略にさえなる可能性があると思うのですが。

米国も新札の準備さえしておけば悪い話じゃないと思いますね。
我国戦後の預金封鎖+財産税+新通貨発行 と同じで、
これで米経済は、ご破算願いましてで、再スタートが切れる。

物資を押さえておけば、別に米国は再スタート切るにあたり問題じゃないと思
いますね。むしろ、荷が下りて気分さばさばスタートできる。

問題は日本。お札や米ドルが紙くずになったとき、担保する物資がない。
ですから、米国債を売るまえに、米国債で物資を決済するべきでは。
これで、油田なり、シーレーン防衛の軍艦製造なり、農地の永代租借権なり購
入しておけばよいと思います。狭い日本で米国債を溜め込んでないで、米国債
を通貨代わりにして、世界のことに南米などでの食料産業を構築し、確保して
おく。金も大量に購入しておくべきだし、金山や海底資源の採掘権も確保し、
軌道に乗せておく。

産業というのは、市場は米国通貨権外で他通貨を代替に使用すればよい。

米国債は今が売り時。ただ、ドルに買えるのではなく、こうした物資にかえる
ことで米国のドル暴落の瀧のような衝撃を小川にような推量で徐々に招く手法
に転化できるのではないでしょうか。まず、金を。金本位制は原点。同時に、
穀物と油田を。いまなら買えるはずです。もし、これで日本経済が持ち直せ
ば、米国債は、新ドル通貨のようになって購入国が決済用に使える。買う国が
なければ日本が、第三国に渡ったドルの国債を買えばよい。この場合は、国債
の暴落にはならない。回転しているのですから、むしろ値上がりさせることも
可能。米国が輪転機を回してドルと発行させるのと同等の機能を、ドル国債が
我国に輪転機並みの利益を与えるでしょう。

郵政民営化の国民投票総選挙などというおろかな目くらまし政治より、
米独国債有効活用、日本復活省庁への転換の方がずっと魅力的では。

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Fumimaro mailto:nonomura_f@hotmail.co.jp