近くは、北方ジャーナル事件と言うのもある。
裁判長は「せっかく保障された表現の自由も自己検閲の幣に陥り言論は凍結す
る危険がある」と事前規制を警告した。

米国のペンタゴン秘密文書ミネソタ州が「公共迷惑法」をつくって猥褻新聞雑
誌、悪意を持つスキャンダルで人の名誉を傷つけるような低俗悪質新聞雑誌を
永久発行差し止め命令を発行できるとしたことで起きた訴訟だが、アメリカ最
高裁は低劣極まりない新聞でも発行差し止めは言論出版の自由を定めた憲法に
違反するとして公共迷惑法を取り消させた。
言論には良い言論と悪い言論があるとはしないのだ。日本でも自民でメディア
規制法が練られているらしいね。けしからんが、ｆｊがこんな反動的では日本
は思いやられる。


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憲法２１条は検閲を禁止しているが、これが民間の規制に当てはまらないと言
うことではない。ｆｊのように、天下の公道にあたる通信機能を使用した場に
おいては、憲法２１条そのものが、民間人であろうと公務においてであろう
と、表現の自由、通信の秘密を犯すことを禁じているといえる。

ｆｊのような、法人格を有さない組織の中本君が告訴されれば、初の判例にな
ると思いますね。しかし、日本は、英米法を採用していない。判例は英米法の
ように大きな力をもたない。憲法を頂点とした円錐形の形で、抽象的な法が現
実の社会事象に演繹される形で降りてくる。判例がなくても有罪はいくらでも
発生する。メディア規制法も欧米ならペンタゴンのごとく敗れる。さすが欧米
だ。日本は少なくとも国立大学助教授河野君ら程度のファシズム認識だ。
暗黒の警察国家に誘導されるだろう。
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Ｇreat Sugawara
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